【990】スマホの恐怖

6/21(火)とうとう「その日」が来てしまいました。

いつものスタバ。出社前のドライブスルーで「ほうじ茶クラシックティーラテ」を。たぶん、今日が最終日だろうと一番大きなサイズ「Venti」を注文。支払い時には「今日が最終日ですもんね」と。毎日飲んでいるから「この人、可哀そう」と思っているのだろう、店員さんは。そう、その通りでして、「これが無いとなればもうスタバに来る意味はほぼ無い」というくらいショックを受けています。瀕死の状態で出社(笑)。なんとかお仕事を進めております。

スマホ、SNSが学力低下に

みなさんも薄々感づいていましたよね。私は以前からゲームやスマホは脳に悪いと確信を持っていましたが、脳科学者で東北大学教授の川島隆太さんの研究についての記事を読んで「やっぱりか」と思いましたので、ここで共有しておきます。対談形式のこの記事。対談相手は明治大学文学部教授で多数の著書で知られる斎藤孝さんです。斎藤さんは静岡県出身です。

川島さんたち研究グループは7年間、仙台市の7万人の子どもたちの脳を調べているそうです。その結果「スマホやSNSを使えば使うほど、学力が下がる」ことが明らかになったそうです。睡眠時間や学習時間とはまったく関係ないそうで、スマホやSNSの利用により「記憶が消える」というのです。具体的にはSNSを1時間やると、100点満点の5教科のテストで30点、一教科当たり5点分くらい点数が下がるそうで、1時間で5点、4時間使えば20点下がるということです。「1日5時間ほどSNSに使っている高校生はザラにいる」と言われるこの時代、大変恐ろしいことだと思いますね。SNS上で使用している言葉もあまりに稚拙で、幼稚園児同士の会話レベルの言葉しか使っていないことも学力低下の要因となっているようです。

「スマホを使うと記憶が消える」

せっかく勉強したのに、それが蓄積せずにどんどん失われていくということか。なんと勿体ない!!

では、そのスマホ時間を何に充てるとよいのか?

人間の脳を活性化させたり、記憶の容量を大きくしたりするには「素読」や「単純計算」が大変よいそうです。「素読」とは本に書いてある文字を声を出して読む方法です。仮に声を出さずとも「活字を目で追いながら読むこと」が脳にとっては大変よい気がします。しかし、日本人は読書離れが進んでいると言われます。ゲームやSNSに嵌る人が大変多く、時間を食われているということかもしれませんね。脳にとってはよろしくない方向へどんどん進んでいるということですよね。

読書離れを助長しているのは「親や学校の先生」だとも書いてありました。たまたま昨日の社長blogでも「親が読書をしていれば、子どもも読書をする」といった内容を書きましたが、まさにそのことが書かれており、共感できる内容でした。

また、中学生までに読書習慣がつけば、読書好きになるとも書いてありました。そのためにも「読書することが普通である環境づくり」を親や学校の先生が整えてあげる必要があるとも。

記事の中で印象的であったことばをそのまま引用しておきます。

スマホ中毒は深刻なわけですが、スマホを手にしていると勉強をしたり本を読んだりする時間が中断されるんですね。だから、精神的に深く潜っていくという作業ができずに、浅瀬でずっと生きている魚のような感覚の人が増えているように思うんです。本当に読書で鍛えられた人は、たとえテレビがついていたとしても、それに惑わされずに深く高度な勉強や読書ができるでしょうが、鍛えられていない人はいつまでもお喋り空間のまま終わってしまう。それだと精神力も弱くなるでしょうね。武士道精神もそうですが、日本人の精神は1つの文化であり、それは決してお喋りで継承されることはありません。その意味では素読は人を育てるとともに、精神文化を継承する上で重要な役割を果たしてきたわけです。

いやいや、本当に考えた方がいいよ!

君のスマホ・SNS依存!

ちなみに、blogを書くことを含め「書く」、「表現する」という行為は別の記事で読んだことがありますが、脳にとっては大変良いそうです。

確かに、最近「頭が切れる」ように感じるなぁ(笑)

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PR TIMES①「山梨県子どもの学習・生活支援 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000004098.000002535.html

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