投稿者「文理学院小倉」のアーカイブ

【727】お導き

8/23(月)は午前中から都留本部にてお仕事でした。新卒の入社面接・試験だったのですが、よい出会いとなれば幸いですね。この時期に就職活動をしている学生さんには各々事情があるでしょうが、私の経験からすると「遅い時期に面接・試験に来られた学生さんの中にも、私塾教師向きの掘り出し物(者)がいる」と思っています。就職活動の中で鍛えられ、世の中を少しだけ知ってから来ることになったり、他の業界・会社とはご縁が無かったものの、私塾業界や弊社とはとてもマッチしていたり……いろいろ。まぁ、とにかく面白いですよ「人生」ってのは。

ちょっと思い出話を。

私が就活していた頃は「バブル末期~崩壊」の辺りでしたなぁ。

「バブル経済」は中学の歴史・公民でも目にする言葉ですよね。1986年~1990年頃の国内好景気を指します。私が社会に出たのは1991年4月ですので、学生時代の4年間はまさにバブル絶頂期の中で過ごしたことになります。このことは、よい意味で今の仕事観・人生観に大きく影響していることは間違いありません。今、振り返っても「強烈な時代(時期)」でした。

もともと学校の教師になるために大学へ進学しました。しかし、色々と話を聴く中でその仕事に魅力を感じなくなり、方向性を見失っていたと思います。そのこともあり就活で訪問した会社は30社(笑)。革靴の底が本当に減りましたよ。就活では途中「広告業界」を目指すことになりました。営業(AE)から入り糸井重里さんのようなコピーライターを目指そうと。しかし、大阪の中堅広告代理店に勤務する同じ大学卒の先輩から「絶対やめとけ」、「この業界は君にはお薦めできない」と強く言われ断念。また、その他の業界を回るも、大阪梅田に本社のあった大手「リクルート」グループの人材派遣系の会社も社長面接で落とされ、静岡の地元優良企業(精密機械系)も最終面接で落とされ、夏前に内定をいただいていたのは2社。その1つが「ダイキン」でした。今や押しも押されぬ素晴らしい空調メーカーとなっていますよね。その2社のどちらかに就職する予定でいましたが、大学4回生の夏に帰省した際、母から見せられた学習塾・予備校の社員募集広告。「もともと教師になりたかったしなぁ」と……2つの会社から内定をいただき、その1社に入社することでこの業界に身を投じることとなりました。もともと「人に教えること」は好きだったんですね。だからこの業界に入って大正解だったと思っています。色々な人のアドバイスに流されてみた結果とも言えます。「お導き」という言葉がありますが、まさに色々な人に導かれるようにこの仕事に就き、大きなやりがいを感じながら今日まで来ることができました。本当にありがたいことです。

話はズレますが「教えることが好き」はアルバイトにも影響しました。18歳~22歳までの4年間、主な稼ぎは「テニスのインストラクター」。月に8~12万円ほど稼ぎました。老若男女問わず上達していく様を見るのが面白くてね。よく、おばちゃん(50~60代)達に「おぐらく~ん!〇月〇日に5人でレッスンしてくれへんかなぁ~」(大阪でしたからこんな口調で)なんて、プライベート・レッスンも頼まれました。バイト代も2時間程度で1万5,000円+お弁当という好待遇で、本当にありがたかったですよ。その他にも「日雇いバイト」を21歳~22歳で色々やりました。引っ越し、新聞代徴収、住民票整理、太巻き(恵方巻)づくりなど。日雇いではありませんでしたが、某有名ファスト・フード店のバイトはあまりのつまらなさに1日で辞めました(笑)「自分で日雇い」にしました(苦笑)。そのような多くのバイト経験は今の仕事にたいへん生きています。

子どもの頃は父・母の自営業を目の当たりにし、お皿洗いなどを通じて、また、学生時代はアルバイトをすることで「お金を稼ぐ意味」、「お金を稼ぐ術」、「お金を稼ぐ面白さ」、「お金を稼ぐ大変さ」を存分に知ってから社会に出ていったように思います。もちろん、これまでも「学生時の働いて稼ぐ経験」がとても生きていると思います。

自身の根底には「お客様(人様)のために汗をかく」という信念があります。

私が仕事上、胸を張って「この仕事に就き、この仕事をしてきてよかった」と言えるのは、 「生徒・保護者にとって為になることを、同じ志を抱く仲間と一緒に、一生懸命考えながら仕事をしてきた」ということです。

また、なぜ今のような役を与えられているのかを考えた時、その理由の1つは給与を含めた待遇面を優先するのではなく 「お客様(人様)のために汗をかく」ということに注力し続けてきたからではないかと思います。実際、待遇面で会社や上司に不満を述べたり、交渉を試みたりすることは1度もありませんでした。私の中ではそこの優先度が低いのです。創業者である加賀先生はたぶん私のそのような「私欲なき姿勢と顧客第一主義の姿勢」を買ってくれ2代目に抜擢したのではないかと考えています。私も今後、文理学院の良さを継承していくために「私欲なき、利他の精神に溢れる人物」、「会社の方向性を理解し、共感してくれる人物」に重責を担ってもらいたいと考えています。

「お客様のことを第一優先に考え、よりよいサービスを低価格で提供するために自分たちで考え、一生懸命汗をかくことができる仕事」

私の仕事(会社)選びの第1優先はこれですね。これができる会社だからこそ、こうして文理学院で18年ほどやってこれていると思っています。それができなくなったら、私はこの場所にはいないでしょう。「信念を曲げてまでやる仕事は、私のやる仕事ではない」と考えていますから。逆に創業者から受け継ぐ私の信念を周囲に理解してもらえるよう、努力を怠らないことが、私のある種の「責任」であると考えています。

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昨日は遠州「小國神社」へ参詣しがてらお茶を買いに。神社奥の山も久しぶりに散策し、大変気持ちの良い休日となりました。遠州森町が私の亡き父親の御在所。ここへ幾度となく来るのも、やはり何かに導かれているのかなぁ。

「お導き」ってものは確かにあるよね。

【726】甘~い!

2021夏期講習最終日!

いよいよ夏期講習の千秋楽を迎えた本日、安西校では中学1・2年生を中心とした「定期テスト対策祭り」で幕を閉じます。大変ありがたいことに、アイスやケーキなど多くの差し入れもたくさんいただくなど、塾生の保護者の皆様にも支えられながらの最終日となっています。一言、「この夏で塾生たちは大変逞しく成長しました」ということを声を大にしてお伝えしたい!もちろん、他の校舎でも同じであると思いますが、安西の生徒たちは本当に「勉強する集団」として大きな成長を遂げたと感じています。スケジュールを作成する私からすると、ちょっと盛りすぎたなぁと思えるくらい夏期講習の授業に追加して特別テスト対策を組んだので、多少の心配もありましたが、それは杞憂に終わりました。

この夏、文理学院を選んでくれた大変多くのご家庭と生徒さんたちに改めて御礼申し上げます。本当にありがとうございました。9月より塾生としてお通いになる子どもたちは引き続きしっかりと指導して参ります。夏期講習で一端、文理を離れる生徒さんたちは、また会いましょうね!!いつでも入学は可能です。

その安西校、明日は1日お休みをいただき、月曜日から前期期末テストと中3学調へ向け「再始動」です。私も月曜日は山梨県都留市への出張を終えたら、とんぼ返りで安西へ戻り中2英語を指導したいと思います!!

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先日、このブログにケーキの写真を載せたところ、塾生Mさんが「先生。お母さんがあのケーキ屋さんがどこか知りたいって」と。早速、メモ書きをMさんに渡して持って行ってもらったところ、今日、ご家族で行ってきたそうで……お土産をいただきました!ありがとうございました!!メンバーで分けて、美味しくいただきます!!

そしてそして、最近のマイブームはこれ。親しい人に「台湾ケーキ美味しいから食べな!台湾ケーキ!!」とお薦めしてきましたが、今、写真でよく見ると……名前が違うね。「台湾カステラサンド」って言うんだね。「台湾ケーキ、台湾ケーキ」ってお薦めしてたよ(笑)。なんかね、歳を取るとね、細かなことはどうでもよくなってくるんだよね~。「だいたいわかるでしょ??」ってな感じになってくるのよね~。はははは。

あっ、これ美味しいので食べてみてね!!

さて、今日は甘い物をたくさんいただいたので、夜は12km以上を目標にジョグるかな。天気は大丈夫そうだしな。本当はそろそろ諏訪湖1周をやりたいのだけれどね~。そうそう「他県ナンバーの車」をよく見かけますよね、静岡、山梨両県で。このコロナ感染拡大、すべてを政治の責任にはできませんよ。国民1人ひとりの行動がこの事態を招いているんですよ!もう少し自重しましょうよ、みなさん!!

2021年も残すところ4か月!いろいろあるけど、最後は「いい1年になったかなぁ」と終われるように頑張ろう!!エイエイ、オー!!

【725】Synergy Effect

8/21(土)は朝9:30に安西校を開けて生徒を迎えました。中3で1名、中1で1名がテスト勉強に来ており、一生懸命机に向かっています。そして、午後1:00からは中1が、午後4:00からは中2がそれぞれ「テスト対策授業3コマ+夏期講習最終回3コマ」の合計6コマの授業を受けます。天候も良くなってきましたので、午後4時前後には校舎前が自転車で埋まるでしょう。私は今日も授業の合間に「自転車整理おじさん」として力を尽くしたいと思います!!

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人間に一番大事なのは「心の力」。心を養ってくれるのが「言葉」。いい言葉を聞けば聞くほど、使えば使うほど、心が豊かになり、心の力が強くなる。

上の言葉をある書籍で見つけました。社会教育家の田中真澄さんという方の言葉だそうです。

大変共感できますね。「言葉の大切さ」に関しては常日頃、社員にも伝えていることです。

「使う言葉と、言葉の使い方が大切」だと。

特に身の回りにいる社員にはよく言います。それがこの数年間度々……なので、やはり明らかに「人間性や心根、視野、視座が変わってきた社員」が増えています。また、そのような社員たちと一緒に仕事をすることで、自分自身も勉強になり、成長のシナジーが生まれてくるわけです。

Synergy Effect

日本語では「相乗効果」と訳されます。簡単に言えば「1+1=∞」ということです。しかし、その「1」が重要なんですね。「良い1」同士が共同で事に当たれば、無限大の効果に繋がっていくわけですが、「悪い1」では真逆の結果に繋がってしまうわけです。そう考えると、自分自身が「良い1」であろうと努力し続けることが、「他の1」とチームを組んだ時に「より良い相乗効果を生み出す」ことに繋がるのです。そう考えると、やはりチーム・プレー(スポーツや仕事)でも絶対に欠かせないのは「個の力」なんですよね。

「組織の長」(弊社では校舎長やブロック長、課長や係長といった役職があります)が「良い1」であろう、なろうと学習していない場合、そこの部下はなんと不幸であろうかと思うのですよね。「本を読まない」、「新聞を読まない」、「ニュースを見ない」など、私から言えばそんなのは「長、失格!」ですし、そのような学習しない長には心から大切な会社の財産でもある社員を預けたいとは思えません。保護者からすれば「勉強・学習していない教師に子どもを預けたくない」のと同じでしょう。

そしてもう1つ言いたいのは「勉強しているつもり」というのも大変よろしくないわけです。「多読より精読」といった内容でブログを過去に書きましたが、「良書を繰り返し手に取り、自分自身の生き方や言動にキッチリ反映させる」ことが大切ですよね。昨日も書きましたが「知識がある、頭がよい」はただただそれだけなんです。「持っている知識や知恵をどう生かして世の中の為に働くか」、「どう生かして自分自身の豊かな人生を創り上げていくか」が重要だと思うのです。

塾生諸君も今、一生懸命に文理学院で学んでいることをテストで点を取るため、志望校に合格するためといった狭い視野で捉えずにいてもらいたいと思います。「文理での勉学を通じて得るもの」はそれだけに止まりません。

これから自身の人生をよりよく生きていくために必要な人間力、人間性、気質を身につけるための貴重な時間を過ごしているのです。

これからも文理学院の教師と塾生、そして保護者の皆様と連携しながら、よりよい相乗効果(Synergy Effect)を生み出していきましょう!それにはまず「個」が1mmでも成長するよう努めることから始めたいですよね!!私もその1人として成長していきたいと思います。

【724】楽しむ術

テスト対策授業真っ盛り!

末広中3年生Aさんのメモ。「戦後」に関する授業を一生懸命受けていました。メモもよく取っていまして「ここグラフで出るよ!」(選挙権の拡大、農地改革)と言えば、かわいらしい絵と一緒に「グラフ」と……私は「なに?この”グフフ”って??」と聞いたら……「グラフ」だそうです。

授業冒頭に登場のマッカーサー。「いるじゃん、あのサングラスかけてパイプ銜えている人」って言えば、その絵を書く……。よく見ると「おサルさん」みたいな絵だな。「これじゃ~マッサカサマ~だな!」と言ったらお友達数人と一緒にドッとウケていました(笑)

ツボが浅いのでしょう!

しかし、ここで伝えたいのは……

楽しみながら受講する術を知っている凄さ!!

そうなんです。「楽しむ」ことで習得しやすくなるのは、何も勉強に限ったことではなく、仕事でもスポーツでも同じです。

私も会議や講演会を聞きに行くときに、話し手の似顔絵や特徴をデフォルメしてメモしておくことがあります。もちろん誰にも見せませんが(笑)

こんな雰囲気もある学習塾、文理学院へ来たれ!9月新入学生募集中!!

【723】頭の強い人

学力や志望校に関係なく「1人ひとりしっかりと面倒をみる」のが文理学院

上の写真はこの8月に活用しているもので、私が中2・中3の英語を指導する際に、1人ひとりの定着度や進捗状況を管理し、声かけをするための管理表です。文理学院の各校舎では、各教師たちが凡そこのような管理表を用いて「1人ひとり」をしっかりとサポートしています。

今日はこれから末広中学校中3の社会「戦後の民主化、独立と国際社会復帰」、「冷戦の影響」をレクチャーし、言葉の定着を図っていきます。夜には中2英語で範囲のメインとなるUnit3(Unit2)を繰り返し繰り返し問題を解かせながら、疑問点に答えていきます。もちろん、「1人ひとりをしっかりとサポートしながらの指導」を行っていくわけです。

今日、読んだ文章の中に大変共感できるものがありました。

「頭の強い人と弱い人」

「東大生は頭がよい。でも、頭が弱い人がたくさんいる。頭の弱い人になるな」から始まる文章でした。頭の強い人は「正しいことを絶対に諦めずにやり通す、正しいことをブレない姿勢でやり抜く……そうした人が頭の強い人」、「目の前の出来事を素直に受け止める、情熱を持ち続ける、常に明るい姿勢でいる……こういった人も頭の強い人」、「理由を突き詰めていく探究心と粘り強さがある……これまた頭の強い人」と書かれていたと私は理解したのですが、まったくの同感でありますし、私も常に生き方としてこのような姿勢でいたいと思っています。「頭がよいだけでは社会では通用しない。頭が強いことで活躍できる場面がたくさんある」

そう、塾生にも、文理の社員にも「頭の強い人間」として大きく成長してほしいと思います。

9月新入学受付中!

【722】育つ人

8/20(金)も、まぁまぁ可笑しな天候ですよね。

昨晩は10kmほどジョギングをし、午前0時を過ぎたくらいに帰還。気持ちの良い汗をかくことができました。今後、暑さが徐々に和らいでいくでしょうから、Walking & Joggingの回数も増やしていきたいと思います。

さて、今日は安西校にてお仕事スタートです。今日で小学生と中3の夏期講習が終わります。9月から続けて通塾する生徒たちは来週から「塾生」としての本格的なスタートを切ります。中1・中2は明日が最終日ですが、安西校では定期テスト対策授業を含めて「軽食持参の6時限授業」が行われます。私も英語を担当しますが、仕上がりはまずまずではないかと思っています。思っていますが、最後まで気を抜かず、気を抜かせずに走り抜きたいと思います。

同時並行で昨晩は中2・中3の9月末までの授業スケジュールを考えていました。「後期中間テスト、中3学調②、中1・中2学調そして後期期末テスト」と大きなテストが2月中旬まで続きますので、それぞれのゴールを見越してのスケジューリングです。「中3は関係代名詞(主格)の復習と単元テストを入れて、目的格へ入るかなぁ」とか、「中2は夏期講習で指導したUnit4・5の復習と単元テストを入れ、Unit6の不定詞へ入らないとなぁ」なんて……すでに生徒へ配布されている時間割を確認しながら「どう指導内容を定着させ、テスト結果に反映させていくか」を真剣に考えるわけです。このことは教壇に立つ以上、役職に関係なく誰でも当たり前にやることだと思います。そして、その計画性・緻密さと実行力、途中での修正力の違いが、生徒たちの成績だけではなく、生徒数や合格実績数に反映されてくるわけです。まぁ~、ここに書いただけでも、この仕事の面白さが伝わる部分があると思いますが、私塾の教師って本当にやりがいのあるお仕事だと思いますよ。だから30年もやってきたんですなぁ。

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弊社経営会議「運営戦略役員会」が終わると、一両日中に議事録が展開されます。その空きスペースにほぼ毎回、ブログとはまた違った内容でメッセージを書くよう努めています。そのゴールは「将来の幹部を育てるため」です。会社というのは1人ひとり、今いるすべての社員がいなければ前に進まないものではありますが、中でも重要なのは「経営陣・ブロック長・校舎長」だと私は考えています。その中でも「ブロック長・校舎長」は数年先の会社を背負う責任がある立場にありますから、あらゆる角度から「育成」を試みる必要があります。しかし、残念ながら同じ研修を施しても、同じようにメッセージを送っても「育つ人間は育つ、育たない人間は育たない」といったことはどの会社・組織でも同じであると思います。弊社もきっとそうです。それでもあらゆる角度から育成を試みるのが経営陣や人を育てる立場にある人間の責務です。

「育つ人は志を立てており、口先だけではなく日々行動をしている」(言行一致)

「育つ人は誰がみても目に見えて言動が変わっていく」

「育つ人は総じて心の底から謙虚である」(ポーズではない)

「育つ人は聴く耳と、観察する目と、実行する手足を持っている」

「育つ人は自然と自らを成長させてくれる人を選ぶ」

「育つ人は成長するための材料を自ら呼び込むことができる」

私が今、思っている「育つ人」は上のような人です。まだまだありそうですので、色々な人を観察しながら(人間ウォッチング大好きですので(笑)今後も「育つ理由」を探っていきます。

で...今日展開の「議事録」には次のようなものを掲載してみました。

日々の校舎運営、大変ご苦労様です

 私は校舎ブログすべてに目を通しています。個性あふれるブログが多いのと、先生たちの人となりとともに、この仕事にかける情熱、塾生たちへの愛情が伝わる内容ばかりで日頃から大変楽しませてもらっています。ブログは書けば書くほど上手くなり(文章作成力と伝達力がつき)、同時に知らず知らずのうちに「決意を固め実行に移し、結果を出す仕事に繋がる」といった効果があります。今後も引き続き、文理の社風に合った校舎としての色をどんどん出していってください。

「社長ブログ」も700回を超えてきました。ブロック長以上の役職者には全て目を通すよう指示を出していますが、校舎長や一般の社員たちにも時間のある時に目を通してもらえたら幸いです。

その理由のいくつかにはブログには「会社の考え方」、「社長である私の考え方」そして「仕事や人生についての向き合い方」を多く綴っているからです。(まぁ、流していいような内容も多いですが)もしかすると、何かの参考になったり、お手本となったりするものが転がっているかもしれません。 

また、普段は聴けない会社の考えを目の当たりにするかもしれません。私がお手本になるか否かはさておき、他人の生き方を見聞きすることで、自身の生き方や考え方を見つめ直すきっかけになるかもしれません。私もこの数年、手に取る書籍は「諸先輩方の仕事での苦労話や成功・失敗体験を赤裸々に綴ったもの」が多く、仕事や人生において非常に感化されています。(「到知出版社」や「PHP研究所」が出している書籍にはそういったものが多く、自身の成長の肥やしにできると思います)

皆さんも幼い頃に図書室で伝記などに触れ、他者の行動や考え方に触れて育ってきた方も少なくないはずです。ところが、歳を重ねると、逆にそのような機会が減り、言い方を選ばなければ「独りよがりの生き方」に傾いていく……なんてことにふと気づく瞬間ってありませんか。

夏期講習が終わったら、「自分磨きの習慣化」に着手してみるのはどうでしょう。社長ブログもそのきっかけになってくれたら幸いなのですが、本屋や図書館へ行けば「自分の人生に大きな影響を与えてくれる素晴らしい書籍」がたくさんありますよ。それを手に取って学びを得て実践していくと、きっと今よりも豊かな人生を歩んでいけると思います。

「教育に携わり、教育で身を立てていくのなら、自分自身の教育を忘れずに」

スキルよりもマインドを鍛えることで、教育者として更に素晴らしい仕事ができるようになる!