【722】育つ人

8/20(金)も、まぁまぁ可笑しな天候ですよね。

昨晩は10kmほどジョギングをし、午前0時を過ぎたくらいに帰還。気持ちの良い汗をかくことができました。今後、暑さが徐々に和らいでいくでしょうから、Walking & Joggingの回数も増やしていきたいと思います。

さて、今日は安西校にてお仕事スタートです。今日で小学生と中3の夏期講習が終わります。9月から続けて通塾する生徒たちは来週から「塾生」としての本格的なスタートを切ります。中1・中2は明日が最終日ですが、安西校では定期テスト対策授業を含めて「軽食持参の6時限授業」が行われます。私も英語を担当しますが、仕上がりはまずまずではないかと思っています。思っていますが、最後まで気を抜かず、気を抜かせずに走り抜きたいと思います。

同時並行で昨晩は中2・中3の9月末までの授業スケジュールを考えていました。「後期中間テスト、中3学調②、中1・中2学調そして後期期末テスト」と大きなテストが2月中旬まで続きますので、それぞれのゴールを見越してのスケジューリングです。「中3は関係代名詞(主格)の復習と単元テストを入れて、目的格へ入るかなぁ」とか、「中2は夏期講習で指導したUnit4・5の復習と単元テストを入れ、Unit6の不定詞へ入らないとなぁ」なんて……すでに生徒へ配布されている時間割を確認しながら「どう指導内容を定着させ、テスト結果に反映させていくか」を真剣に考えるわけです。このことは教壇に立つ以上、役職に関係なく誰でも当たり前にやることだと思います。そして、その計画性・緻密さと実行力、途中での修正力の違いが、生徒たちの成績だけではなく、生徒数や合格実績数に反映されてくるわけです。まぁ~、ここに書いただけでも、この仕事の面白さが伝わる部分があると思いますが、私塾の教師って本当にやりがいのあるお仕事だと思いますよ。だから30年もやってきたんですなぁ。

🚋🚋🚋

弊社経営会議「運営戦略役員会」が終わると、一両日中に議事録が展開されます。その空きスペースにほぼ毎回、ブログとはまた違った内容でメッセージを書くよう努めています。そのゴールは「将来の幹部を育てるため」です。会社というのは1人ひとり、今いるすべての社員がいなければ前に進まないものではありますが、中でも重要なのは「経営陣・ブロック長・校舎長」だと私は考えています。その中でも「ブロック長・校舎長」は数年先の会社を背負う責任がある立場にありますから、あらゆる角度から「育成」を試みる必要があります。しかし、残念ながら同じ研修を施しても、同じようにメッセージを送っても「育つ人間は育つ、育たない人間は育たない」といったことはどの会社・組織でも同じであると思います。弊社もきっとそうです。それでもあらゆる角度から育成を試みるのが経営陣や人を育てる立場にある人間の責務です。

「育つ人は志を立てており、口先だけではなく日々行動をしている」(言行一致)

「育つ人は誰がみても目に見えて言動が変わっていく」

「育つ人は総じて心の底から謙虚である」(ポーズではない)

「育つ人は聴く耳と、観察する目と、実行する手足を持っている」

「育つ人は自然と自らを成長させてくれる人を選ぶ」

「育つ人は成長するための材料を自ら呼び込むことができる」

私が今、思っている「育つ人」は上のような人です。まだまだありそうですので、色々な人を観察しながら(人間ウォッチング大好きですので(笑)今後も「育つ理由」を探っていきます。

で...今日展開の「議事録」には次のようなものを掲載してみました。

日々の校舎運営、大変ご苦労様です

 私は校舎ブログすべてに目を通しています。個性あふれるブログが多いのと、先生たちの人となりとともに、この仕事にかける情熱、塾生たちへの愛情が伝わる内容ばかりで日頃から大変楽しませてもらっています。ブログは書けば書くほど上手くなり(文章作成力と伝達力がつき)、同時に知らず知らずのうちに「決意を固め実行に移し、結果を出す仕事に繋がる」といった効果があります。今後も引き続き、文理の社風に合った校舎としての色をどんどん出していってください。

「社長ブログ」も700回を超えてきました。ブロック長以上の役職者には全て目を通すよう指示を出していますが、校舎長や一般の社員たちにも時間のある時に目を通してもらえたら幸いです。

その理由のいくつかにはブログには「会社の考え方」、「社長である私の考え方」そして「仕事や人生についての向き合い方」を多く綴っているからです。(まぁ、流していいような内容も多いですが)もしかすると、何かの参考になったり、お手本となったりするものが転がっているかもしれません。 

また、普段は聴けない会社の考えを目の当たりにするかもしれません。私がお手本になるか否かはさておき、他人の生き方を見聞きすることで、自身の生き方や考え方を見つめ直すきっかけになるかもしれません。私もこの数年、手に取る書籍は「諸先輩方の仕事での苦労話や成功・失敗体験を赤裸々に綴ったもの」が多く、仕事や人生において非常に感化されています。(「到知出版社」や「PHP研究所」が出している書籍にはそういったものが多く、自身の成長の肥やしにできると思います)

皆さんも幼い頃に図書室で伝記などに触れ、他者の行動や考え方に触れて育ってきた方も少なくないはずです。ところが、歳を重ねると、逆にそのような機会が減り、言い方を選ばなければ「独りよがりの生き方」に傾いていく……なんてことにふと気づく瞬間ってありませんか。

夏期講習が終わったら、「自分磨きの習慣化」に着手してみるのはどうでしょう。社長ブログもそのきっかけになってくれたら幸いなのですが、本屋や図書館へ行けば「自分の人生に大きな影響を与えてくれる素晴らしい書籍」がたくさんありますよ。それを手に取って学びを得て実践していくと、きっと今よりも豊かな人生を歩んでいけると思います。

「教育に携わり、教育で身を立てていくのなら、自分自身の教育を忘れずに」

スキルよりもマインドを鍛えることで、教育者として更に素晴らしい仕事ができるようになる!

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