【152】教員の言葉遣い

昨日11/11(月)……ポッキー&プリッツの日、独身の日、磁気の日、鮭の日……など日本記念日協会に登録されている数、ざっと45個の記念日があるようです。そう考えると昨日は「特別な日」なわけです…ね(笑)。

昨日付けで事務にも2名の中途入社が。お二人ともしっかりとした方のようで安心です。また、今日は「即戦力」の方と入社面談。いろいろと興味深い話もできましたので大変有意義な1時間30分でした。金曜日にも「即戦力」と思われる方との面談を控えています。リクルートは順調に進んでいますので、組織づくり・校舎展開とも早めていきたいと思っています。

昨日は都留市への出張でした。行きは大変よい天気→仕事中には本降り→帰りは雲間から夕陽が差しといった目まぐるしい天候だったわけですが、会議など含めいい1日でした。山梨県内小中学部ではすでに来年の春期講習までの企画がほぼ決まっているわけですが、例年とはまた違った……あっ、年明けに書くとしましょう。更に面白くなる山梨「文理学院」にご期待ください!

静岡市のお話。この冬開校の「羽鳥校」に引き続き、もう1校、そしてもう1校と着実に校舎を増やしていきます。市内をドライブ&徒歩で物件探しをしているわけですが、それこそ「お見合い」みたいなもので、ぴったりとした場所がすぐに見つかるわけでもありません。それでも、大変ありがたいことに、中島校(富士市)以降の7校舎(来春開校含め)はビンゴの物件がするッと出てくるわけです。本当にありがたいことです。

今日はこれから東京へ向かいます。明日の「グループ会社役員会」に出席するため前のリするわけです。その会議では塾だけではなく、出版や医療・福祉サービスといった畑の違うところからも各社の社長や役員が出席します。それもあり大変勉強になるわけです、私は。朝10:30から17:30頃までほぼ缶詰になりますが、たくさん勉強して帰ろうと思います。

🐧

さて、本題へ。先日の日経新聞で「学びや発 教員の言葉遣い」というコーナーが掲載されていた。記事の詳細は割愛しますが、要は「生徒にとって自分自身が教育環境である。子どもへの影響を常に意識した言動を」ということだった。まったく共感できる記事でしたが、その記事が掲載される1週間ほど前、社内の運営戦略役員会では「社員基本心得」という小冊子について議論がありました。原案は人事課で作成し、役員会で諮り現場へ周知し、今後徹底を図っていくというものですが、その中にも「ことば」に関することを記載してあります。

「社員基本心得」は就業規程集をベースに作成されているわけですが、そこには記載がないものも「内規」として書かれています。例えば「挨拶」についてだったり、「経費節減」についてだったり、「授業」に関してだったりするわけですが、最後にこうあります。

生徒を呼ぶとき、社員同士を呼び合うときは呼び捨てにせず、「~さん」「~くん」付けで呼ぶようにしましょう。(~ブロック長、校舎長という役職も必要ありません)

これも一種の「言葉遣い」ですが、これまで文理学院にはこのよう決めごとはありませんでした。校舎や教師によって生徒や社員間の呼び方がまちまちであったわけです。私自身も「小倉さん」、「小倉先生」、「小倉社長」という3つの呼び方をされてきました。生徒たちも、例えば小倉 勤という子がいたとすれば「小倉」、「小倉くん」、「勤」、「勤くん」などと呼ばれてきたわけですが、この「社員基本心得」が現場に配布される今週末をもって、どの校舎、どの現場でも相手に対して「~さん」、「~くん」を必ずつけて呼ぶようになります。

理由は簡単で「呼び捨てにする理由はないが、呼び捨てにしない理由はいくつもある」ということです。例えば私は自分の子供を誰かに呼び捨てにされていたら大変気分が悪いです。そういう人は少なくないと思いますし、そういう人がいるからこそ配慮が大切です。また、「さん、くん」付けには相手に対して敬意を示す意味もあります。年齢が上だから、下だから、先生と生徒だから、役職者とそうでない間柄だから……ではなく、お互い1人の人間として尊重し合い、敬意を示し合うことが大切だと思います。

もちろん文字にしてメールを送る時などは役職者であれば役職名をつけて送信するほうがマナーとして正しいと思っていますが、お互い呼び合う時には……ね。

言葉遣いは常に気になりますね。会議や研修の場、現場での対生徒・保護者に対応する場……多少フランクなことは良しとしても、「言葉そのものがその場にそぐわない」、「語気が荒くて悪い印象を与える」、「妙に馴れ馴れしい」など。言葉を武器に仕事をする我々私塾の教師にとって、言葉遣いに気を払うことはとても大切であると、日経の記事を読んで改めて思うところであります。

冬期講習生受付中。文理の冬は弱点補強+次のテストへ向けての準備の冬。

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