【616】プロのお仕事

スポーツ界では私たちを元気づけ、楽しませてくれるニュースが溢れていますね。池江さん(水泳)、大谷さん(野球)、松山さん(ゴルフ)など本当に素晴らしい活躍です。その反面、政治の世界のニュースは私たちを落胆、失望させる話ばかりです。日本の政治レベルの低さは今に始まったことではないでしょうが、ここ数年は目を覆うほどに酷い状況です。「国民のために汗をかき、決断力ある政治家の登場」を心待ちにするしかないか……いやいや、私たちの教え子の中から日本を背負って立つ政治家の卵を育てる意識で教壇に立てばよいか。「私利私欲を捨て、国民の生命と財産を命懸けで守るのが政治家の役目」だ。料亭で飯を食ったり、大臣になるための出世レースをやっている暇があったら「政治家の真の仕事をしてほしいものだ」とつくづく思うわけです。

真の仕事を

プロ(プロフェッショナル)とは「就いた職業の本来の仕事を日々全うしている人」だと思います。よく、私たちのような私塾の教師も「私は(私たちは)プロだ」と言います。でも、それは本当なのでしょうか?と思うことがあります。昔に比べると様々な業界で「本物のプロが少なくなってきた」、「本物のプロ不在」となっているように感じるのは私だけでしょうか。それは命を預かる医療の世界でも……。私塾の教師の仕事の根本は「客商売」であるということです。「サービス業に従事している人」であります。それを一つの定義とすると、知識があるだけでは全く務まらない仕事です。例えば…「わかりやすく、受講していてやる気の出る授業を提供できる」、「子どもたちの心の機微を的確に掴みながら適切に対応していくことができる」、「色々なことに気づき、その気づきをもとに適切な対応ができる」などを基本に「学力・成績を上げることができる」、「志望校に合格させることができる」などが私塾のプロとしての条件でしょう。また、「学力の高い生徒には新たな知識やスキルを与え、飽きさせず魅力ある授業を展開できる」とか「学力が心配な生徒を放っておくことなく、手塩にかけた教育ができる」なども本物のプロと言える条件でしょう。もちろん、いつもいつも、毎年毎年完璧とはいかないこともよくわかります。私もそうでしたし、今でも完璧なんて思ってはいません。しかし、そのような中でも「プロとしての仕事を日々全うしようと努めていること」がとても大切であると思います。一言で「相手(生徒・保護者)が何を望んでいるかに応えるのが私塾の教師のプロである」とも言えるような気がしています。先日の静岡ブロックの全体会議でもそのような話を少しさせてもらいました。(私が個人的に感じる本物不在の今だからこそ)これからも「私教育のプロフェッショナル集団」として文理学院をより大きく育てていきたいですね。

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昨日、今日と連日「肉のプロ」と思えるお店でブランチを。

本物のプロはお客を心の底から喜ばせるものですね。

今、NHKラジオで「酒のプロ」吉田類さんのトークを聴いています(笑)。

追伸:この2か月で体脂肪率が5%減りました。筋肉量は約56kgと変わりがありませんが、脂肪量が減りました。今日は初めてボクササイズに挑戦してきました。少しハードではありましたが、サンドバッグにジャブ、ストレート、フック、キックを何度も入れて(結構凄い音がします)、途中途中にスクワットなどが入り、大変楽しく汗をかけました。数年前にボクササイズをやろうとボクシングジムへ見学に行ったことがありましたが、その時には足を踏み出すことができず……。これを機に毎週ボクササイズのクラスを受講しようと思います。新しいことにチャレンジするのは目の前がぱっと開ける感じがしてとても新鮮です。

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