【303】地球環境を考える

4/20(月)雨。静岡ブロックが先行してオンライン授業をスタートさせています。中3数学を唐瀬校・長田校の中3に配信しているところに出社しましたが、サポートメンバーからも順調に進んでいるとの報告。仕事は「段取り8割」です。金・土・日での準備が功を奏していると思います。それでもいつもとは違う感じで「気持ちが悪い」(笑)ですよね……教師側は特にそうだと思います。「場の雰囲気で出したり、引いたりする知識・指導内容」が集団対面授業の面白さ、醍醐味であるので、苦労はすると思います。それでも「必要な知識を丁寧にはっきりわかりやすく提供する」ことに集中し、塾生たちが解説後にしっかりと問題を解くことができるよう、また、何を覚えておかなくてはならないかを明確に伝えることができるよう、工夫を重ねながら進めていきたいと思います。


地球環境について真剣に考える

昨晩、NHKで「ヒグマと老漁師~世界遺産・知床を生きる」という番組を見ました。

知床は旅で3度行ったことがあります。ここでの思い出は数多く……風景、クルージング、温泉、食事、車に引かれた鹿の遺体の移動などなど。本当に知床は素敵な場所です。そんなこともあり、昨晩の番組を食い入るように見たのだと思います。

斜里町のルシャと呼ばれる場所にある19号番屋(番屋は漁師の詰所)が舞台の番組でした。主な内容は人間とヒグマの共存、そして世界遺産としての使命とそこで暮らす人々の葛藤でした。

SDGsを推進する弊社の代表として、その番組の内容の一部として書いておきたいのは次のようなことです。

地球温暖化の影響で海水の温度が上がり、サケやマスの漁獲量が大幅に減少。ヒグマにとっても死活問題だが、人間が餌付けすることはご法度(人を襲うきっかけにもなってしまうため)。中には餓死するヒグマも数頭確認できており、まさに子熊が餓死する場面、その子を必死で起こそうとする親熊の映像も流れました。また、別の日にイルカの死体が岸に打ちあがった際、流されないようワイヤーで岩に括り付け、それを波打ち際で熊たちが食べられるように、人間が野生のヒグマにできるギリギリのラインを雨の降る中、番屋の中心的メンバーである「おやじ」が行う場面も流れました。その人はこう言っていました。「そこにいる人間も含めて自然である」と。私はその大いなる大自然の中で人間、動物、植物が共存していく難しさと素晴らしさを強く感じました。

「地球環境に配慮して1人ひとりが生きること」

そのことを改めて深く考えさせられる番組でした。あまりに『人間中心の便利な世の中になりすぎている現代』別のブログで今後書きますが「コロナ・ウイルスから人類への手紙」の内容についても本当に考えなくてはならないことだと感じます。私自身は文理学院という企業をSDGsを通じて地球環境に関して考え、実行する組織にし、ここで働く社員にもSDGsに関して積極的に取り組む人間として成長してもらいたいと強く望んでいます。今年もSDGs推進への活動を計画しています。学研塾グループの中ではこのSDGsに関して先駆的な文理学院ですが、これからもあらゆる角度で、できるだけのことを進めていきます。また、半年以上前からは自身の生活でも色々と考えて行動しています。ハイブリッド・カーに乗り換えたのもその1つですし、なるべくプラスティック廃棄物を出さないよう心掛けています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA