【1,350】原爆の父

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山梨県東部「郡内地区」

教達検特訓

8/25(金)です。8月はあっという間に時間が経ってしまいましたね。恐ろしいです(笑)。昨日で9連勤を終え、本日は一息つかせていただきます。天気は……良さそうですね!

映画「オッペンハイマー」

ロバート・オッペンハイマー - J. Robert Oppenheimer - JapaneseClass.jp

アメリカで公開中の映画「オッペンハイマー」。数週間前、映画「バービー」の画像と「オッペンハイマー」の画像を結びつけた「人の心を踏みにじる酷い画像」が物議を醸したので、耳にした方も多いと思います。そのオッペンハイマーは広島・長崎に落とされた原爆を造った物理学者で、「原爆の父」と呼ばれた人でした。映画のポイントは「オッペンハイマーの苦悩」のようです。

他国が原爆製造を行う前に米国が開発を成功させなくてはならない。しかし、開発に成功すれば罪もない多くの日本人を殺戮すことになる……。

人間というものは、それが大きく間違っているとわかっていても、手を下さなくてはならない場合がある。戦時中なら尚更かもしれない。1人の人間の苦悩を描いたこの映画。実際に観覧した米国人記者が次のように書いている。

「映画が終わった後、私を含む多くの観客が黙り込み、しばらく身動きができなかった。私たちの大切な理想が損なわれて、取り返しのつかない悲劇が起きた現実を突きつけられたことにより、心がかき乱され、生の激しい感情を味わい、重苦しい気持ちになっていたのだ」

それだけ米国人は真実を知らない、原爆投下から78年も経つというのに……。これまで彼らは「原爆投下によって世界大戦を終結に導いたのだ」と教育され、オッペンハイマーも英雄視されてきた。しかし、この「オッペンハイマー」という映画を観て、実際に広島・長崎へ足を運べば、どれほどのことをしてしまったのかを全員が実感し、2度とこのようなことがないよう「核廃絶へ向けての機運が必ず高まる」と思うわけです。

日本での公開は今のところ予定されていませんが、私は機会があれば必ずこの「オッペンハイマー」という映画を観るでしょう。ある意味、彼も被害者なのだろう。

いい言葉と出会いました。

プロ野球監督であった野村克也さんの言葉です。

勝ちに不思議の勝ちあり。負けに不思議の負けなし。

野球だけではなく、ふつうに仕事がそうですよね。「上手くいかないのには明確な理由がある」、「なんとなく上手くいってしまうこともある」「やはり正しい努力を重ねていなければ、なんとなく上手くいくこともなかなか無い」ということですよね。

東洋思想家の安岡正篤さんの言葉だそうです。

人間はできるだけ早くから、良き師、良き友を持ち、良き書を読み、密かに自らを省み、自ら修めることである。人生は心がけと努力次第である。

本当にそう思いますね。私は「良き師」には早く出会えたのではないかと思います、反面教師含め(笑)いや、一昨日のblogではないですが「誰でも、何でも私の先生」と思えば、そこから色々なことを学習し自身の内面を高めることができる。反省は「良き書」に早く出会わなかったことです。大学生の時に就職活動の一環で幾つかの良書に触れる機会はありましたが、はっきりと「この書物は自分の考えや行動に影響した」と言えるものと出会いは40歳手前であったと思います。そこから色々な書籍に触れ学びを得ましたが、振り返るに「読んだことの中から幾つも実践してきた」「大切なことを常に意識してきた」ことが良かったと思うのです。「多読より精読」と思いますし「精読から実践」が大切だと思います。しかし、もっと早いうちに良書に触れる機会があったら、また違った仕事の仕方があったのではないかと思うのです。例えば、部下や後輩がもっと勉強になることを言ってあげることができたのではないか?自分の担当する組織をより強固で、より結果を出せるものにできたのではないか?もっと人に優しく接することができたのではないか?等、挙げればキリがないので反省するのはここらで止めておこう(笑)

知ることは自分自身に問いかけること。自分自身に問いかけることで心は成長していく。

2 thoughts on “【1,350】原爆の父

  1. なっちゃん

    前にもコメントさせていただきました。小中の時に西校舎でお世話になりました小倉先生にはバレンタインのたびにチョコを渡すとお返しでいつもかわいいくまのキーホルダーをくれてとても嬉しかったのを覚えています。当時は英語を教えていただき小倉先生のおかげで英語が好きで得意科目にもなりました。卒業して10年以上経ちますがこれからもお元気で頑張ってください!またどこかで会えますように。

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    1. 文理学院小倉 投稿作成者

      なっちゃんコメントありがとう!そうだった、そうだった!!小さな熊のぬいぐるみのキーホルダー!!懐かしいね~。いまも月に数回、黒板を使って生徒へ英語を教えていますよ。来年度はその回数が増えるかもしれませんが、やはり授業は楽しいですね。なっちゃんも元気に人生を謳歌してね!!またいつかね!!

      返信

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