月別アーカイブ: 2020年4月

【307】笑って、笑って!

文理学院にお通いの塾生とその保護者の皆さん、また文理学院社員のみなさん、オンライン授業へのご理解、ご協力を賜りまして本当にありがとうございます。心よりお礼申し上げます。現状、静岡市内小中学部5校舎で先行実施していますが、想像以上にスムーズな指導ができております。これも塾生諸君がこの状況をよく理解して、授業に参加してくれているからだと思います。本当にありがとうね!!もちろん「対面での授業」には及ばないところもありますが、そこはこの状況ですので「塾生・社員とそれぞれのご家族の安全」を最優先とさせていただきたく存じます。引き続きよろしくお願いします。学校再開後には5/10(日)を待たずに、文理学院も「三密回避」などの対策を講じて、通常授業に戻していきたいと考えております。随時各校舎よりブログやお電話、オンラインにてご連絡いたします。

先ほど、木曜日にオンラインで実施する運営戦略役員会の資料をメンバーへ送りました。どんな状況でも会社は動いていきます、「塾生・保護者の皆様に貢献するため」、「社業を前に進めるため」ある意味休日も半ば返上して経営陣は汗をかくわけです。それはごく当たり前のことではありますが、苦労をかけていることに少々胸が痛む場面もあります。それでも明るく、前向きに進んでいくのです。私がよく使う言葉「明るいやつしか勝てないよ」ですが、このような状況だと尚更そう感じるわけです。「努めて明るく」でもいいんですよ!!事務所でも社員を笑わすことに気を配ったりしています。先ほども爆笑の場面がありました。「笑いは世界を救う」という言葉もありますが、それもそうだなと感じます。明日は朝から甲府ブロックへ。入社契約と入社面接・試験にお二人の方が来られます。この状況、こちらへ来てもらうのではなく、私が彼らが来社しやすい甲府へ……どんな場合でも相手を思いやる気持ちを忘れずに邁進していきたいですね。ついでに石和校(甲府地区オンライン授業配信校舎の1つ)へ寄ってマイクロフォンを渡してきます。ちょっとマイクの調子が悪いそうなんで。

こんな状況だからこそ、みなさん助け合いましょう!笑って進みましょう!!声を出して、笑って前へ進みましょうね!!

【306】夢の吊り橋

4/21(火)曇り。今日は本来ならば東京本社で塾グループの社長会に出席するはずでしたが、やはりこの状況。オンラインでの会議となり、豊田校からの参加となります。1月~3月の四半期報告や今後の対応などを報告し合う会議になるのだと思います。この状況は全国的に学習塾業界にとっては決して楽観視できないと思いますが、それにも増して多くの業界で先行きが見えない中での不安、混乱があり、更に医療従事者の方々は大袈裟でなく命をかけて仕事をされていることなどを考えれば、我々なんかはまだまだ踏ん張れると思うわけです。これからも「どうすれば教育を繋いでいけるか」をしっかりと考えながら邁進していきます。

静岡ブロック5校舎、オンライン授業2日目。順調に進んでいるようです。中3英語「It is fun for us to play tennis.」の文法解説を羽鳥校の白石校舎長が流しています。その画面の上部に生徒たちの顔、校舎名、学年、名前が見え……「あっ、中原の〇〇君、豊田の〇〇君、羽鳥の〇〇さん……」と教え子たちが一生懸命授業を受けている姿が印象的です。現在の中3生ですから中原校で中1の時の1年間、豊田校で中2の半年間、英語を指導した生徒たちの顔つきは、まぁまぁ受験生っぽくなっていましたな。がんばれ、がんばれ!!

🐶🐶👩

写真は静岡県川根本町の寸又峡(すまたきょう)にある「夢の吊橋」です。いとこが寸又峡で温泉宿を経営していまして、挨拶がてら渡ってきた時の写真です。幼い頃には何度も行ったり、泊まったりしていた温泉宿。今では寸又峡一番の老舗となりました。全くご無沙汰でしたので近年の寸又峡を調べてみると……①21世紀に残したい日本の自然100選、②新日本観光地100選、③遊歩100選などに選ばれており、パワースポットとしても名高いようです。写真の寸又川の色は普段ミルキーブルーと言いましょうか、エメラルドグリーンといいましょうか大変美しいのですが、訪問時は雨が降った後ということもあり、濁っておりました。静岡市内の自宅から1時間20分ほどで行ける大自然。また、コロナ明けに行ってみたいと思います。

5月入塾受付中!5/10(日)まではオンライン授業、5/11(月)から「通常授業」(校舎での対面授業)実施予定。

【305】A letter from coronavirus

晴れてきましたがちょっと空気が冷たいですね。静岡市の映像授業をちょこちょこ確認しながら(社員も生徒も真剣ですね)、本社から依頼されたSDGs関連のお仕事をし、明日のオンラインでの社長会の準備をし、メールでの指示を各方面に送り……時間が空いたのでブログをもう1つ。

コロナ・ウイルスから人類への手紙

地球は囁きました でもあなたは耳を貸さなかった

地球は話しました でもあなたは聞かなかった

地球は叫びました でもあなたは耳を塞いだ

そして、私は生まれました……

私はあなたを罰するために生まれたのではありません

私はあなたの目を覚ますために生まれたので……

と、まだまだ続くのですが、Twitterで上がっているものだそうです。「人間の地球環境や大自然への冒涜がこのような惨事を引き起こしている、目を覚ませ」といった主旨の文章。どこかの環境団体が出しているのかもしれませんが、そんなことより「そうだよね」と素直に思える文でした、個人的には。興味のある方は検索してみてくださいね。

もう1つ、最近見つけたいい言葉を。

金を失っても気にするな。

名誉を失ってもまだ大丈夫。

でも、勇気を失ってしまったら全て終わりだ。

成功は決定的でなく 失敗は致命的ではない。

大切なのは続ける勇気だ。

そうなんですよね。「勇気」は必要ですし、とても大切です。責任をもって決断する時には、この勇気がないとできなんですね~。しかし、勇気が出ない時もあるんですよね~。例えば、新しい中華料理屋を見つけて、入ろうかやめようか……勇気がでなくて、決断できず、結局止めておくことがありますなぁ(笑)。みなさんもありませんか??ここぞという時に勇気が出ず、後悔したこと。「一生は一度きり」後悔しないためにも勇気ある決断を!!

【304】オンライン授業5/10(日)まで継続

文理学院に通われる塾生とその保護者の皆様へ大切なご連絡です。

本日、静岡市内の校舎を皮切りに「オンライン授業」を開始しています。4/22(水)からの校舎・エリアが多いと思います。本日・明日にオリエンテーション、ガイダンス、接続テストなどを実施するところがありますので、ご協力をいただきたいと思います。

GW期間中もオンライン授業で対応いたします。

GW期間中は校舎での対面指導、宿題チェックなどを実施する予定でおりましたが、本日の経営会議にて、上記の通り「GW期間中もオンライン授業を継続」いたします。

理由は

①全国一律に「非常事態宣言」が出されているため。

②自治体によって外出禁止の指示・要請がかなり強まっているため。

③上記①②の状況下、塾生・社員とそれぞれのご家族の安全を確保するため。

GW期間(4/29,5/3~6の5日間)に関する「オンライン授業時間割」に関しては、追って「オンライン授業時」または「校舎ブログ」で告知いたしますので、お待ちください。

㈱文理学院 代表取締役社長

小倉 勤

【303】地球環境を考える

4/20(月)雨。静岡ブロックが先行してオンライン授業をスタートさせています。中3数学を唐瀬校・長田校の中3に配信しているところに出社しましたが、サポートメンバーからも順調に進んでいるとの報告。仕事は「段取り8割」です。金・土・日での準備が功を奏していると思います。それでもいつもとは違う感じで「気持ちが悪い」(笑)ですよね……教師側は特にそうだと思います。「場の雰囲気で出したり、引いたりする知識・指導内容」が集団対面授業の面白さ、醍醐味であるので、苦労はすると思います。それでも「必要な知識を丁寧にはっきりわかりやすく提供する」ことに集中し、塾生たちが解説後にしっかりと問題を解くことができるよう、また、何を覚えておかなくてはならないかを明確に伝えることができるよう、工夫を重ねながら進めていきたいと思います。


地球環境について真剣に考える

昨晩、NHKで「ヒグマと老漁師~世界遺産・知床を生きる」という番組を見ました。

知床は旅で3度行ったことがあります。ここでの思い出は数多く……風景、クルージング、温泉、食事、車に引かれた鹿の遺体の移動などなど。本当に知床は素敵な場所です。そんなこともあり、昨晩の番組を食い入るように見たのだと思います。

斜里町のルシャと呼ばれる場所にある19号番屋(番屋は漁師の詰所)が舞台の番組でした。主な内容は人間とヒグマの共存、そして世界遺産としての使命とそこで暮らす人々の葛藤でした。

SDGsを推進する弊社の代表として、その番組の内容の一部として書いておきたいのは次のようなことです。

地球温暖化の影響で海水の温度が上がり、サケやマスの漁獲量が大幅に減少。ヒグマにとっても死活問題だが、人間が餌付けすることはご法度(人を襲うきっかけにもなってしまうため)。中には餓死するヒグマも数頭確認できており、まさに子熊が餓死する場面、その子を必死で起こそうとする親熊の映像も流れました。また、別の日にイルカの死体が岸に打ちあがった際、流されないようワイヤーで岩に括り付け、それを波打ち際で熊たちが食べられるように、人間が野生のヒグマにできるギリギリのラインを雨の降る中、番屋の中心的メンバーである「おやじ」が行う場面も流れました。その人はこう言っていました。「そこにいる人間も含めて自然である」と。私はその大いなる大自然の中で人間、動物、植物が共存していく難しさと素晴らしさを強く感じました。

「地球環境に配慮して1人ひとりが生きること」

そのことを改めて深く考えさせられる番組でした。あまりに『人間中心の便利な世の中になりすぎている現代』別のブログで今後書きますが「コロナ・ウイルスから人類への手紙」の内容についても本当に考えなくてはならないことだと感じます。私自身は文理学院という企業をSDGsを通じて地球環境に関して考え、実行する組織にし、ここで働く社員にもSDGsに関して積極的に取り組む人間として成長してもらいたいと強く望んでいます。今年もSDGs推進への活動を計画しています。学研塾グループの中ではこのSDGsに関して先駆的な文理学院ですが、これからもあらゆる角度で、できるだけのことを進めていきます。また、半年以上前からは自身の生活でも色々と考えて行動しています。ハイブリッド・カーに乗り換えたのもその1つですし、なるべくプラスティック廃棄物を出さないよう心掛けています。

【302】オンライン授業開講に先立ち

まず、文理学院にお子さんを通わせていただいている保護者の皆様へ、昨日から各地区で始まった「オンライン授業オリエンテーション」へのご参加、誠にありがとうございます。各地区からの報告では今回の一時的措置に関して大変なご理解とご協力をいただいているとのこと。社を代表しまして心よりお礼申し上げます。

4/19(日)快晴。羽鳥にお仕事に来ました。窓の外は平常通り車と人の往来があります。東京などとは違い、悪い言い方をすれば緊張感が足りない、良い言い方をすれば「現実に即した大らかさがある」といった感じです。昨日時点での静岡県内での感染判明者は50名。うち15名が静岡市内(静岡市は葵区・駿河区・清水区とかなり広い市です)。すべての人の感染経路が判明しているところが県民らしさを感じます。色々な見方はあるでしょうが、静岡県は富士川と大井川を挟んで3つの地域に大別され、それぞれに住む人の気質もだいぶ違うと言われます。確かにそんな感じのところもありますが、個人的には県民総じて豊かな心を持ち、人に対して親切なところがあるように思います。

オンライン授業開始への準備を進めてきたこの5~6日間。各地区社員の頑張りのお陰で、どうにか開講準備ができたようです。正直なところ「いつもの文理らしい授業」ではないだろうし、「集団対面授業の中での個別対応の強み」も発揮しにくい環境ではあります。先日も日本経済新聞が公教育現場でのオンライン授業に関して「オンライン会議すらしたことがない先生がほとんどで…」との苦労を報じていましたが、まったくその通り。「対面指導に勝るものなし」なわけです。どんなに時代が変わり、便利な世の中になろうとも、「人間として大切なことを譲っては、失くしてはならない」とこの51年、人間にもまれながら色々な経験を積んで生きてきた私なんかからすると強く思うわけです。オンライン授業開始後、文理学院に通う塾生とその保護者の皆様にはご不便をおかけする場面もあるかと思いますが、社員一丸となり「わかりやすく、力のつく授業」の提供に力を尽くして参りますので、何卒、ご支援、ご声援を賜りますよう心からお願い申し上げます。

㈱文理学院 代表取締役社長

小倉 勤