【1,798】体験格差

月入学受付開始!

7/25(金

今日も暑い中、ブランチしがてら(「ARIGA」さんで)月見校まで自転車を漕いできました。毎回書きますが「自転車いいですよ!」静岡市だと豊田校の御園先生、中原校の荒瀬先生が自転車通勤でして彼らの影響もあります。環境にも健康にも良いですし、経済的にも!「賢い選択の1つ」だと感じ見倣うことにしているわけです。

校舎に着くとまずコーヒーを点てます。アイスコーヒーづくりがここ数日の日課です。

日の午前中のラジオ番組、テーマが「体験格差」でした。子どもたちの体験の差が将来の進路や就職、年収に影響するといったことですが、これって本当に問題だと思います。番組の中で共感したのは次のようなことでっした(だいぶ端折っていますが)。

昔は数学や英語(お勉強)ができることが年収を引き上げることに直結したが、現在では「非認知能力」—私は「気質」としてHPでも書いていますが「人間性」や「人間力」が年収に大きく関係している。

大学入試も推薦型での合格割合が非常に高くなってきている。どんな体験を通して、将来何をやりたいか、どうありたいかを具体的に描きプレゼンテーションできる力が必要で、それも体験の種類や多さに関係してくる。

「体験のスタンプラリー」であってはならない。最初は保護者が手助けしても、本人が興味関心を持ち自ら希望し体験をしていくことが大切。やらされている、みんながやっているから的なことでは良いことはない。

「気質」、「非認知能力」は非日常体験から育まれる部分もあるので、やはり「体験格差」は大きな問題である。

よく「子どもの体験格差は家庭の経済力に関係する」と言います。もちろんそれは原因の1つだと思いますが、もう1つに「意識と環境」があると思っています。例えば、保護者がテレビをあまり見ず、読書にふける時間が多いとしましょう。子どもはそれをみて自分も本を読むようになる。親が家でピアノを弾いたり、サックスを吹いたり……子どもも興味を持ち楽器を奏でるようになる……なんてことってありますよね、コンラート・ローレンツの「インプリンティング」的な。また、新しいことにどんどん挑戦していこう、知らないことを調べたり聞いたりしながら知識や知恵をつけていこうといった意識も新しい体験に触れるきっかけとなります。

こんなことを書きながらいつも思うのは(種類にも寄りますが)「ゲームや動画にどっぷり嵌ってしまっている大人たちや子どもたち」のことです。外に出れば、外へ目を向ければもっと貴重で有意義な体験が転がっているのに。だいぶ以前のblogで書きましたが、私は大学1年生の時に先輩のマンションに7~8人で屯(たむろ)し夜な夜なテレビゲームをしていたのです。ドンキーコングやパックマンだったと思います(笑)。しかし、3日で卒業しました。「これ(人生において)何の役に立つんだろう?」、「この時間って意味があるのかなぁ?」と素朴な疑問が湧き、ヤーメタとなったわけです。それからゲームをやる機会は殆ど無くなり今に至っています。その分、外に出て色々な体験をさせてもらってきました。

りある時間と命を大切にする。

このことの大切さに気付く時期は人それぞれ異なると思いますし、気づかない、気づこうとしないままこの世を去っていく人たちも少なくないでしょう。しかし、文理学院に通う児童・生徒さんたちには、できるだけ早いうちにこのことに気づき、「天職」といえる職業に出会うなどして「豊かな人生」を送ってほしいと思います。そのためには「学力」を上げていく過程で「人間力」を育むことができるよう、文理学院として様々な施策を講じていく責任があろうかと思います。

「時間と命には限りがある」ことは間違いのないことです。日々、楽しく愉快に過ごしている(娯楽に興じている)自分にちょっとした疑問を感じたとしたら、あなたが成長・変化するきっかけとなる「サイン」です。生きていると「サイン」があります。そのサインは神が送るのか、周囲の人間が送るのか……そりゃ私にはわかりませんが、自分の人生を振り返るとその都度「サイン」が送られ、それに気づき真剣に捉えることで時間の使い方やお金の使い方、人との付き合い方を見直すきっかけとなってきました。最近もそのようなことがあり「何を、誰を大切に生きていくか」を改めて見つめ直すきっかけを頂くことがありました。

【広島東洋カープ】2025年キャッチフレーズは「遮二無二」、過去の全キャッチフレーズ一覧も!

島カープ……昨年も急ブレーキがかかり、今年も……数週間前2位にいたカープ。ここのところ競り負けが多く現在5位(´;ω;`)。困ったなぁ~。8月15日(金)のヤクルトスワローズ(6位)戦までに3位くらいにつけておいてくれないとさぁ。応援してますぞ!!今年のカープのキャッチフレーズは「遮二無二」(しゃにむに)です。意味は……

ただひたすら、一生懸命に。

この夏、私もそうありたいと思います!

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