【166】翔洋会

2019年も残すところ25日。人生でこれほど1年を短く感じた年はなかったです。忙しかったからではなく「仕事でもプライベートでも、積極的に生き、大変充実していたから」に他なりません。普段はあまり振り返ることをせず生きていますが、この12月は「50歳を迎えた年」、「社長として仕事をし始めた年」、「令和元年の特別な年」ということもあり、時間がある時に少し振り返ってみたいと思います。

さて、昨日は学研塾ホールディングス主催の「翔洋会」がありました。計12社の社員100名ほどが一堂に会し、各社MVP表彰と活動の発表、講師を招いての「伝え方」講座、そして懇親会と午後1時~8:30頃までの会でした。文理学院のMVPは管理本部のメンバーが中心で、4月以降の業務改革推進の中心メンバーに参加してもらいました。「業務改善+働き方改革+女性活躍推進」の3つ抱き合わせが大きな柱で、それらをパラレルで推進している最中です。

管理部門の数名に対して伝えてきたことは「上から指示されたことをそのままミスなくやる仕事から脱却し、自分たちが自分たちの部署の改善を進めていくことと同時に、役員会や現場へ提案していける組織にすること」です。この短期間にそうなりつつあるのは「チーム力のなせる業」だと感じています。その中で私は人事に関わっていますので、それについて一言書いておくと「中途採用は堅調な上、新卒者の応募人数が大幅に増加している」ということです。「採用は弊社の根幹に関わる重要な業務」集団授業を展開する弊社では「人が命」です。基本的にアルバイトを雇用せず、正社員で授業を中心とする教育サービス全般を提供していくため「人が命」であることはゆるぎない事実です。これからも採用活動と同時に「会議・研修・メール・ブログなど、さまざまな機会とツールを通しての社員育成」に力を注いでいきます。

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先日社員と話をしている中で、こんな話をしました。

仕事や勉強で「努力すれば報われる」と考えてやっている人たちがいるけど、報われなかった時に絶望したり、立ち直ることができなかったりするよね。そうならないためにはちょっと考え方を変えてみることだよね。誰かが言ってたんだけど「報われるまで努力する」と考えて事に臨めば、途中で失敗や挫折があっても、それらは単なる通過点であって落ち込むこともないよね。何でもそうだけど「考え方」や「発想」1つで「生き方が変わる」から、本当にそれって大切だよね。

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【165】師走

12月に入りましね。まさに「師走」で、今週は特にあっちこっちと忙しい1週間です。明日は甲府・都留経由で東京へ。明後日は東京にて「翔洋会」(学研グループの社長会)、6日(金)は会議などなど、7日(土)は羽鳥校の説明会後に為末大さんと茂木健一郎さんによる講演会と……。あっという間に1週間が過ぎていきます。現場はテスト結果のフォローに冬期講習募集などと、その役割をしっかりと務めてくれていますので、私も私の立場でのお仕事を全うしていきます。

「翔洋会」には74期中に社内業務改革に大きく関わったメンバーも社内MVPとして招待しています。このような機会に1つの素晴らしい体験として6名の社員に出席してもらうことにしました。また、「伝え方が9割」というお題で高橋伊津美さんの講演も聴くことができるということで、大変楽しみです。代表して講演への謝辞を仰せつかりましたので、これまたしっかりと務めたいと思います。

土曜日の講演会「脳とスポーツ」(住友生命健康財団 主催)は1部は「脳の不思議」、2部は「自分を知る」、3部が「脳とスポーツ」といった3部構成で2時間30分とほどよい長さのものです。生徒や社員にプラスになるのでは??というつもりで申し込みをしました。楽しみです。

「楽しみがたくさん詰まっている仕事」

幸いなことに22歳からこの業界に入り、28年同じ教育という仕事に携わってきているのですが、現場でも管理でも楽しいことが多い仕事です。一言で「楽しみ」と書いていますが、その「楽しみ」を1つひとつ分解してみると、次のようなことでしょう。

成長する楽しみ

成長を見る楽しみ

工夫し創り上げる楽しみ

人のお役に立ち喜んでもらえる楽しみ

常に新鮮にいることができる楽しみ

などでしょうか。

なかなかそのような仕事に出会うことは難しいと思いますが、私の場合は大変幸運にも「自分自身にとっての楽しみがたくさん詰まっているお仕事」に出会え、それを継続していることが、ある意味「奇跡」であり、ある意味「必然」であり、ある意味「運命」であり……。

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本日12/3(火)~1/28(火)にNHK Eテレにて「ニッポン神社めぐり」という番組が放送されます。ブログに度々書きますが「寺社仏閣めぐり」を趣味の1つとしていますので、なるべく見たいわけですが、本屋さんにそのテキストがあったので早速購入。ペラペラ捲っていると「鹿島神宮」(茨城県鹿嶋市)に目が留まりました。「じゃ、行ってみよう」と昨日、途中大雨に降られながら行ってきました。

傘をさし2時間ほどゆっくり境内をまわりました。森に囲まれたとてもいい場所でした。また、雨の森林浴ってのもなかなかいいもので、本来雨は好きではないのですが、これはこれで良しと思える和やかな気持ちでの参詣となりました。

テキストには色々な神社が掲載されていますが、そのうちのかなりの数を参詣していたため、我ながら「なかなかじゃないかぁ~」と感心。同時にやはりまだ詣でていない神社で「ここへ行きたい!」と思えるところもいくつかありましたので、時間をかけてまわりたいと思います。木曜日の午前中「翔洋会」の前にも都心にある神社を複数まわれたらな。

さて、今日は午後から静岡地区の「英語授業研修」に参加します。私も12月下旬から羽鳥校の英語に入りますので、しっかりと準備をしていきます。その羽鳥校の説明会に参加いただいたお母さまから昨日電話があったようで「父親と子ども本人にも話を聞かせたいので個別面談を」とご依頼がありました。豊田までお越しになるということですので、後ほどお電話を差し上げます。中3受験生で上位校を目指す……競争倍率から考えても簡単なことではありません。お力になりたいと思います。

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【164】日本平

11/29(金)「肉の日」ですね。今日の夕飯は久しぶりに……。いやいや、もう1仕事ありますので、その前に1つブログを。

今週は天候が悪い日が続き、ちょっと気持ちが沈んでおりましたが、今日は青空が広がりたいへん気持ちのよい1日となりましたね。肌寒さはありますが、冬らしくてよい。冬らしいといえば、昨日の夕方、富士ケ嶺を通った際に雪に降られました。ちょと焦りましたが……県境までくると雨に変わりました。

午後、「日本平ホテル」へ。ちょっと事情があり……初めてホテル内に入りましたが、まぁ~素晴らしい景色。ある意味「天然の美術館」です。営業の方に丁寧に説明を受けながら、ぐるっと一周しましたが、今度は休日にランチや買い物に寄らせてもらおうと思えるとてもよいホテルでした。

明日は披露宴が複数入っているようで、ここには載せませんがテーブルの準備を見ても、大変にキッチリとした準備がなされており、ちょっとした感動を覚えましたね。また、お邪魔します……仕事とプライベートで。

さて、SDGsに関する内容をいくつか書かせてもらっていますが、ホーム・ページへの掲載に関しても進めています。広告代理店様から「社長の文書は必須だから書いてね」と昨日メールがありましたので、「では、早速」とパカパカ打ってみました。普段から考えていることなので時間はかかりません。いずれ同じような文書がHPに掲載されますが、もう載せておきます。

なぜ、SDGsへの取り組みをしていくのか……。

子どもたちに関わる仕事だからこそ

お恥ずかしながら、最初に述べておかなくてはならないことは、2019年4月の社長就任まで、私個人としてはSDGsに関して深く考えてきませんでした。就任後まもなく、ある会議の場で17色のカラフルなバッジをいただいたことがきっかけで、SDGsについて少しずつ理解を深めるための勉強を進めてきました。そんな折、11月半ばの学研グループ社長会(教育・出版・医療・福祉など、学研グループの会社社長が集まる勉強会)にてSDGsをベースにしたESG経営についてのレクチャーがあり、それがきっかけで「これはグループ会社の一員だからというより、教育を本業とする社としてSDGsを推進することは大変重要なミッションである」との考えに至りました。

SDGsの掲げる17のゴールはたいへん壮大で、ある意味多難な目標だと考えることができますが、「それだけ差し迫った危機が目の前にある」ことを世界に、政治に、我々人間に訴えかける、また突きつける強いメッセージであると思うのです。そのような壮大且つ多難な課題に対して、無理だと考えることも1つだと思いますが、「1人ひとりが真剣に考えて行動していけば、決して成し得ないことではない」と考えるのも1つです。弊社の場合、まさに後者の考えに立ち「小さなことからでも考え、実行していこう」と決意をしました。

その決意の背景には「我々は未来ある子どもたちに関わる仕事に携わっている」という、ごくごく当たり前の事実があります。私たちが教育を通して直接関わる幼児から高校生までは、大変多感な時期を迎えている年齢層の未来ある若者たちです。彼らには今後、10年,20年,30年,40年……と未来があるわけです。その彼らの大切な未来を、明るく輝けるものにするのも、暗くくすんだものにするのも、現代社会を担う我々大人にかかっています。私たち自身がどのような考えで、どのような行動をし、どのような企業活動を行っていくかが彼ら若者たちの未来を大変大きく左右する鍵となっているわけです。「教育に携わっている大人だからこそ、SDGsの推進やそれをベースにしたESG経営の推進は、ある種の大きな責任としてやらなくてはならないこと」であります。

主に7つのゴールを目指して

SDGsの17ゴールのうち、弊社では7つのゴールへ向けた企業活動を進めていきます。

「貧困をなくそう」、「質の高い教育をみんなに」という2つのゴールに対する取り組みについてですが、特に前者は世界的にみて大変難しいミッションであるのと同時に、近年日本国内でも目を向けなくてはならない課題の1つとなってきています。「貧困」の原因は多岐に及びますが、弊社では「教育は貧困を遠ざける」という考えのもと事業を推進していきます。また、教育を通じて「徳を積み、人間性を育む」ことも弊社の創業当初からの指導理念です。その理念の下人間性の向上や人間力を高めるといったこと―具体的には、知識・智慧・協調性・礼節・集中力・忍耐力・挑戦する勇気・自主性といった人生を前向きに歩んでいくための「気質」の取得―は、貧困を避け、心豊かに生きるために必要なものであると考えます。弊社で提供する教育サービスを通して、子どもたちが明るく輝ける未来を築くことができるよう、主体的・積極的に子どもたちに関わってまいります。

次に「ジェンダー平等を実現しよう」、「働きがいも 経済成長も」という2つのゴールへ向けては、主にドメスティックな側面となります。2019年に行ってきたことは①女性活躍推進(役員など管理職への登用、新設部門への登用、女性が多く活躍する「学研教室」との業務提携)、②役職・ポストの増設、③就業時間の短縮、④働き方の選択肢を増やす、⑤間接部門の業務改革などがあります。今後も更にこれら2つのゴールに向け「社員の仕事へのやりがいを促進し、仕事の喜びや楽しさ、達成感を今以上に感じることができる会社づくり」を推進していきます。

最後に「つくる責任 つかう責任」、「気候変動に具体的な対策を」、「陸の豊かさも守ろう」の3つのゴールへ向けては、主に「無駄を減らす、無くす」という大変わかりやすいキーワードの下、取り組んでいます。例えば、紙や電気。学習塾経営には絶対に欠かすことができないものですが、意識して節減しなければ、どれだけでも無駄に使われてしまうものです。創業以来「経費節減を通じてご家庭にかかる教育費を抑え、社員へも還元していく」といった考えで経営してきたわけですが、SDGs推進に大きく舵を切ることを機に視点を広げ「未来ある子どもたちが、安心・安全な境の下で、これからものびのびと学習し、スポーツや文化活動にも励むことができるよう」弊社ができること、社員1人ひとりが取り組めることを考え、小さなことからでも1つひとつ進めてまいります。

SDGsへの取り組みを通して、「人を大切にした人づくり」と「環境課題の克服」に貢献できるよう活動をしていきます。

【163】SDGs宣言書の公開

「SDGs宣言書」静岡市役所HPで公開されました。

https://www.city.shizuoka.lg.jp/750_000155.html

↑ クリックしてご覧くださいね。

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羽鳥校の開校チラシ5種類がすべて出来上がりました。11/29(金)には「リビング」に折り込まれた第2弾チラシがポストへ投函されます。第3弾は12/3(火)から新聞折込などで、第4弾は・・・と12/17(火)まで複数の媒体を通して羽鳥地区、藁科地区に投函されていきます。実は今日も服織中2年生から申し込みがあり、やはり今通っている塾を辞めてくるとのこと。ご期待に沿えるようがんばります。よろしくお願いします!!

今日のブランチもいつものおでん屋さん。なぜ、こんなに私を魅了するのか・・・。明日は山梨への出張で食べにいくことができない……。

風景でも食べ物でも「季節」を感じることってとても貴重です。静岡県内でもやっと紅葉が山から麓へ。紅葉狩りにも出かけましょうよ!

【162】小さなことから

11/26(火)は……午前中はメールへの返信で終わってしまいました。30件近く届くメールへ返信したり、電子印鑑を付いて処理したり。出社前、近くのセブンイレブンでホットコーヒーを。「ストローなしで飲めるフタ」いいね~。で、ふと「ホットのフタ、いらないなぁ」と。

先日、社としてSDGs推進について書きました。実は今日も午後2時からそれについての打ち合わせを3人でやりましたが……「こんなところでも環境に対する取り組みができるね」とフタをせずにいただきました。これからもフタをしないようにしよう。こういった1人ひとりの心がけと行動が積み重なって、初めて効果が出てくると思います。ハイブリッドカーに乗り換えたことも環境にとってプラスですよね。

私の中では「広島訪問」と「SDGs推進」には大きな共通点があります。詳しくはまた書きますが、「私たちの仕事は子どもたちと接する仕事。その子どもたちについて、文理に通う数年間だけを考えるのではなく10年、20年、30年先まで考えるべきだ。子どもたちにとって平和で生活しやすい地球環境をいかに残していけるか……を考えていく人間・企業でありたい」ということです。

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先日、ふらっと諏訪湖へ。ビーナスラインを青空の下、ドライブしてきました。自宅から2時間で茅野市へ。諏訪南インターから北上し、白樺湖、車山、霧ヶ峰などを通過し諏訪湖畔へ。途中、農道沿いの「たてしな自由農園」に立ち寄り、林檎や野菜をたっぷり買い込み……ただそれだけで帰路に。いやいやたったそれだけでもリフレッシュできます。

今日は午前中から分刻みでの仕事でしたので少々疲れましたが、羽鳥校のチラシ「第3弾」、「第4弾」と出来上がりましたので、まずまず満足です。明日「第5弾」を作成して……「新設B校舎のチラシ作り」に入っていきます。

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【161】心根

11/23(土)は朝9:30からお仕事にかかり、11時から羽鳥校説明会です。朝のお仕事はメール返信です。20件ほど来ていたメールに1時間かけてすべて返信しました。実はこれが大変重要なお仕事なのです。今日は「パワハラに関するレポート」への返信が主でしたが、パワハラを防ぐ・・・というか、ちょっと狭い意味で、私なりの「上司としての心得」を書いてみたいと思います。

「心根を磨く」、「心根を育てる」ことが大切。

「人との距離感、間合い」が大切。

「相手への敬意・尊重の気持ち」が大切。

ハラスメントは「言葉」によって起こることが多いですよね。(言葉のないハラスメントもありますが)では、その「言葉」はどこから来るのか。それは「心」からですよね。だからこそ「心根」を磨き、育てることが大切だと思うのです。

「心根」を磨く、育てるというのは説明が難しい部分もありますが、この10年ほどの学習を重ねてきた結果を踏まえると、私はこういうことだと思っています。特に組織で「長」の付く役を担っている人たちにとって、下に書いたないようは「理想」かもしれないですが、「そうありたいと自身の心根を磨き、育てていくことが大切」だと考えます。

他人のために今、日ごろ、何ができるか心を砕く。(利他の精神)

嫌なこと、辛いことがあっても、それを嫌だ、辛いと捉えず「そんなこともある、生きていれば」と、自分の心の中で「修行・修練」としてしまう。(強靭な心)

大切なことを伝える時、相手にこれを言ったらどう感じ、どう思うか、どう伝えるべきか……その先へ「想像力」を働かせる癖をつける。

「自分の言動は他者の喜びと安心のためにある」くらいの気持ちをもって生き、「自分の言動は周囲の人への応援歌だ」くらいの気持ちで発言・行動する。

「心根」を磨く、育てるに関しては具体的な事例を挙げてまだまだ書きたいことがありますが、一言で「強く、優しく、しなやかな心」を自分の中に育てることが大切だなぁと思っています。

「人との距離感、間合い」に関しても具体的な例をもって書いてみたいと思いますが、またの機会に。新設「羽鳥校」の説明会へ行く準備をしなくては。今日も3組の方々が説明会にご予約いただいています。テスト結果が出始めて、いよいよ「今までの学習方法を見直す時がきた」ということでしょうか。これからの説明会は予約で埋まってきています。1日限定6組(12名)ですので、お早めにお申し込みください。(最後は宣伝で 笑)