【545】Manners make the man.

1/10(日)快晴。午前中に少しお仕事をしに豊田校へ。すでに2名が出社し「自習室対応」(中3と学調前の中1,中2が来るのかな)を。文理学院の強みの1つは「生徒の予定や目標に合わせたフレキシブルな対応」です。こちらの都合ではなく「生徒・保護者の皆さんの都合」をできるだけ考えた出勤体制・時間割。多くの方に支持されている理由の1つであると思います。

入試直前の受験生諸君!学調直前の静岡県下の中1・中2諸君!もうひと頑張りだよ。ファイトファイト!!

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吉田松陰の言葉です。

国難襲来す。国家の大事といえども憂慮するに足らず。深憂とすべきは人心の「正気」の足らざるにあり

同盟国である米国での騒ぎをメディアで見ながら、まさに上の言葉を思ったわけです。結局は「人」なんですよね。国家も会社も「組織とは人なり」ということです。そう考えるとやはり「教育」の重要さを感じます。「教育」といっても学問というよりは「道徳」寄りの教育がとても大切であると思います。

「道徳」

この言葉は「道」(ルール)と「徳」(ルールを守ることができる状態)の2つの言葉を組み合わせた熟語です。英語ではmorals(モーラルズ)といいます。もう少し書くと「善と悪とをわきまえ、自らの生き方として善を行うこと」という感じでしょうか。「よりよく生きるために自己の内面を見つめ、多面的な見方を身につけ、人間としての幅を広げそれを基により良く生きるということ」といってもいいでしょうね。奥深い言葉な故に、なかなかスッキリ説明するには難しい「道徳」という言葉ですが、なんとなく理解できますよね。その「道徳の無さ」を感じる場面があちこちにあります。米国のそれもそうですが、昨日ジムでトレーニングを終え、夕食を摂りにいった際のお話です。50歳前後(私と同じくらいのお年頃)の男女5名(夏物語?ではない)がマスクもつけずに大声で談笑しているところに入店。私はカウンターへ通されたのですが、小さな洋食屋さんであるので背後でのそのグループの「道徳の無さ」に嫌悪感を抱きました。そしてお店の店員4名に目をやり……カウンター内にいるお嬢さんがちょっと嫌そうな目で彼らをチラっと……その瞬間、そのアルバイトらしきお嬢さんを呼び「あのグループに店長から注意させてくれるかな」と伝えました。自分自身の嫌悪感の払拭だけではなく、いいお店(よくお邪魔するお店)の評価を下げることにも繋がると思いましたので……。店長さん(?)はすぐさま対応してくれ、その「一団」はトーンダウン。マスクもつけて少々音量を下げての会話となりました。その数分後、1人ひとり別会計で去っていきましたが、その別会計もけっこう時間がかかっており「お店の方も大変だぁ」と……。それはさておき、同じ年頃なだけにまったく情けないと思った一場面でした。もちろん食事はサラダと和風ハンバーグを堪能。

「場をわきまえろ」という言葉もありますが、このご時世では特に人が集まる場所での必要なエチケットは大切です。文理学院も換気・消毒など徹底しながら教育を進めて参ります。みなさんも気をつけましょうね。「周囲への気遣い」ができる人でありましょうね。

表題「Manners make the man.」は私の好きな1本「キングスマン」に出てくる一場面での台詞です。Morals、Manners……Rulesがなくてもこの2つで世の中が回っていけば最高ですよね。私も社内研修で「ルールではなくマナーで事を進めることがよい」といった主旨の話を何度かしたことがあります。逆を言えば「マナーやモラルに欠けるからルールを敷かざるを得ない」ということも理解しておかなくてはならないとも思う……が……それって本当は稚拙??人間でそんなものか??いやいや、コロナ禍ではね、そのくらいね、いい大人ならさぁ~。

SDGs

日経新聞が市区町村「SDGs先進度ランキング」を発表していました。1位はさいたま市だそうです。昨年、学研スタディエの亀谷社長とお会いした際、SDGsに関して精力的に進めているお話をお聞きしました。その地元である埼玉がNo.1ということで、市を挙げてどんなことをしてNo.1となったのか気になります。2位は京都市、3位は東京都葛飾区(寅さんの故郷)と続き、静岡市は……トップ10に入らず。色々と取り組んでいるのは間違いありませんが……。私も個人的にSDGsへの取り組みを具体的に進めていますが、できることは無限大です。2030年へ1人ひとりの取り組みの積み重ねが、子どもたちの明るい未来を創造するのです。意識して参りましょうね!

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