【432】北中の教育目標

8月後半戦スタートの今日も「猛暑」ですね。静岡県の天竜が度々気温の高さで注目をされますが、本当に暑いですよね。ついつい「暑いね」、「暑い暑い」と言ってしまうわけですが、そう口にしたからって暑さが和らぐわけではない。それでもなんとなく「暑い、暑い」と言ってしまうのは理解できますね。しかし、そうは言っても「夏は暑くないとね!」と思ってしまいます。季節感ってやつですが、それが無いと何となく肩透かしにあったような変な感じを受けてしまう自分がいます。

暑いの大歓迎!だって夏ですから!!

この暑さの去り際の気候がとても楽しみです。大変短いですが、初夏の数日と初秋の数日は、1年365日の中で大好きな季節(期間)です。窓を開けて車を運転するにも、部屋でのんびりするにも(私は部屋でのんびりすることはありませんが)とてもいい季節ですよね。それを楽しみにこの暑さを乗り越えていきましょう!!

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個性豊かな民主的実践人

双葉校から4km離れた場所にある甲府市立北中学校の学校教育目標だそうです。そう通知表の表紙に書かれています。いい教育目標ですよね。世界、国内のニュースを見聞きしたり、戦時中の記録を見聞きしたりしていると「民主的実践人」という言葉の重みを感じざるを得ません。

「みんなのことは、みんなが話し合って決める」ことを民主主義といい、その民主主義の趣旨に適っていることを「民主的」といいます。その『民主的行動を実践できる人を育てる』のが甲府市立北中学校の教育目標というわけですね。言葉を分解して噛みしめてみると、やはり「素晴らしい教育目標であり教育理念である」と感じるわけです。

民主主義を実践するためには「1人ひとりが真剣に考え、発言をしなければならない」わけですが、戦時中はその発言が封殺され、民主主義が実践されなかったために多くの死者を出す悲惨な結果になったわけです。そう考えると、いかに「真剣に考え、発言すること」が大切なことかは容易に理解できます。

学校だけではなく、国家・自治体・会社組織など、人が集団をつくり、その集団が1つの方向を目指す時、絶対的に必要なことは「民主的であるか」だろうと最近思うことがあります。たぶん「8月は平和を考える月」ということで、メディアを通じて戦時中の映像や資料、体験者の話を聞く機会が自然と増えているからだろうと思います。

よい方向への道標が民主主義、悪い方向へ引っ張るのが独裁主義であり全体主義である。

そのような「戦争から学んだ大切なことを実践できていない」と強く感じる現在の世界情勢、社会情勢そして政治。その中心メンバーは首を揃えて北中学校で学び直したほうが良さそうだ!と思ってしまいました。

8月は平和についてじっくりと真剣に考える月

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