【335】学びを得た1日

静岡市、完全に日常が戻ってきた感じがしますね。その中で、かなり頭にきたことを書いておきます。出社前に、あるコンビニエンスストアに寄って「MOW」(モウ)というアイスを買いました。美味しいですよね。そこで30代くらいの男性が……①携帯電話を片手に通話しながら、②マスクもつけず、③大声で……周囲には子どもさんも含めお客さんが数名おりました。私は公共の場でのマナーの悪い人、本当に嫌悪感を感じるんですね。この①②③、店内ではどれも迷惑な話で、特にこの時期の②③はあり得ないですよね。みなさん、気をつけましょうね!!

先ほど、羽鳥校に電話がありました。中2のMくん。大変勉強熱心な生徒です。白石校舎長不在のため、私が代わりに質問に答えた英文は……

Would you like some juice?

この1文で答えた質問は3つ。電話越しであるため、ゆっくりと丁寧に答えたところ、大変納得した感じで彼は電話を切りました。

偉いなぁ、感心だなぁと思うところは、①たったこの1問を疎かにしない姿勢、②解説を聞きながらも、自分なりの意見を私に伝え、自分の言葉で理解しようとする姿勢、③「ありがとうございました」と大きな声で電話を切る姿勢です。「あぁ、だから彼は勉強ができるんだ」と思いました。

その中でも、このブログを読んでいる人たちに一番伝えたいのは

「自分の言葉で理解する」

ということです。特に、しっくりとこない問題・質問の場合、「相手の言葉を自分の納得できる言葉に置き換えたり、落とし込んで……」という作業が大切です。本当に理解しないと、実力にもならないし、その後「気持ちの良い、いい動き」にも繋がらないのですね。「納得する」、「腑に落ちる」という言葉がありますが、私も本当にそういうタイプで、私の部下にもそのようなタイプの人が少なくないです。周囲からすると、ちょっと面倒臭いタイプかもしれませんが、私は勉強でも仕事でも、「心底納得して、理解して」ということが、特に大きな事柄については大切だと思っています。そういう意味で「いいぞ!Mくん」と思いながら電話を切りました。

実は、今日似たようなことがありました。今日も電話やメールなど、滅茶苦茶忙しい中でブログをちょこちょこ書いているのですが、弊社の一瀬常務が本社の日下部さんへメールで「ある質問」を送りました。私はそのメールを共有で確認しているのですが、「あぁ、確かに」と思える内容でした。それに対しての日下部さんからの回答が、わかりやすく丁寧で、且つ紳士的なものでして、大変納得できたわけです。日下部さんは「私たちがわかりやすく、納得できるよう、心を砕き、言葉を選んで」返信してくれたのだと思い、横やりながら感謝のメールを送りました。本当にありがとうございました。

よく言われますが、コミュニケーションが人間関係を良好にし、その不足が人間関係を崩します。そのコミュニケーションってのは「話し手」と「聞き(聴き)手」の両者の努力が大切です。本当によく言われることではありますが。それはメールなどの文章でも同じようなことが言えます。「書き手」と「受け手」の双方の努力が大切です。その意味で、今日受け取った数あるメールの中で、大変気持ちが晴れ晴れとしたメールが、日下部様から一瀬常務へ送られた回答メールでした。

企業人というよりは、今日は1日「人としての生き方」を学んだような気がします。

腹が減った。自粛解除となった飲食店を助ける意味でも、私の空腹のイライラを抑える意味でも、夕食に出かけようか。


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