【315】尖っているぜ(笑)

甲府南西校を出て、国中エリアオンライン授業配信校のもう1つ、石和校に着きました。塩山校舎の佐野校舎長が算数の指導をしています。「小数点の割り算」を教えていますが、丁寧でわかりやすいですね。周囲で宮下ブロック長を始め3名の社員が生徒の様子確認などのフォローをしています。だいぶ慣れてきた様子です、塾生も社員も。

実はこのオンライン授業の準備は実質4日ほどで行いました。文理はよく冗談で「縄文文化塾」などと言われるくらい文明開化が遅れていた学習塾です。いい意味では「経費削減をもって授業料を上げない努力をしてきた塾」なのです。ですから、このオンライン授業開始前までは、各校舎にWi-Fi設備もなく、カメラ付きPCもなく……。そこから、事務社員と現場の教師陣が一致団結し、専門業者も入れず、他の力もほとんど借りずに、自分たちで開講まで漕ぎつけました。また、開講してからも日々進化し続けていることを実感します。この数日、複数の社員の口からも「文理の底力ですね」という言葉を聞きます。私も本当にそう思います。

学研グループに加入して、私は同じグループの会社の人たちに、次のような言葉を何回かかけられました。

「文理は尖ってるね」

この言葉、私は「誉め言葉」だと理解しています。グループ会社の「懐の深さ」でしょうか??文理は文理らしく闘わせてくれる場面が多くて助かります。私個人も「人の褌で相撲を取る」ことや、「人に言われて仕事をする」ことを30年以上もの間してこなかったので……。「自分たちが考えて、自分たちに合ったやり方、納得できる方法で勝負」してきた会社が文理学院です。これからもいい意味で「尖って」いきたいね。

今回はこの「尖った部分」が多くの方々から評価されているようで大変嬉しいです。保護者の皆様から「対面指導のご要望」も正直少なくない中、今回の「応急措置」に関しても対応が迅速で大変助かるというお声をたくさんいただいています。同時に「授業参観みたいで私も楽しく受けています!」といった保護者様の声も聴きます。「あっ、授業料後ほど請求いたします!!」(笑)単なる「動画配信」ではないことも良かったと思います。しかし、それでも「実際にはもっといいんですよ、文理の社員の授業は!!」と声を大にして言いたい!!「早く元の指導形態に戻したい!!」、「やっぱ直接指導するほうがいいね!」と社員たちからも。

「対面に勝る指導無し!」

つくづくそう感じます。それでもいいことは、この期間、ご家庭に対して頻繁に電話をすることができている点です。保護者の方々からご要望を聴いたり、生徒たちに学習を促す声がけができたり……ご家庭とのコミュニケーションが今までよりも多くなっている点は、いい!!

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