【314】雑談ではなく

4/25(土)晴れ。お気に入りのJAZZのCDを聴きながら甲府南西校へ。オンライン授業配信校舎の1つである甲府南西校で「2週間先を予想した仕事」(学校の休校延長の際の措置)をしながらオンライン授業を生で視聴しています。

仮に学校が休校延長した際でも「文理学院の教育を止めない工夫・努力」をしていくわけです。現状、一番早くオンライン授業をスタートした静岡ブロックの様子を見ていて、授業として素晴らしいものを提供できていると考えていますが、「生徒たちの年齢と自宅で受講しているという環境を考えると予想できる次の課題があるわけです」それをどう克服するか……この舵取りが今の私の役目の1つです。

🐶🐶👧

先日、ある戦友とこんな話をしました。

公教育の場での休校に関しての話です。「もし、私が決定権を持つ立場にいたらGW明けには最低でも次のような方向へ舵を切るよう現場に指示して実行させたと思うなぁ」なんて……。

A中学校は3学年で450名(1学年150名)

月曜日の午前中4時限は中3のみ。普段は5クラスのところを他学年の教師も投入し10クラス編成とする。そうすれば1クラス15名となり教室での三密を避け、距離も取りながら指導ができる。しかも午前中4時限だけ。科目は当面、主要5科目に絞って指導。午後は中2を同じように指導する。

月曜日:午前3年/午後2年

火曜日:午前1年/午後3年

水曜日:午前2年/午後1年

と……土曜日も含めて週6で実施すれば、各学年とも週4日通って16時限受講できる。それにより①三密を避けて生徒・教師の安全を確保しながら教育を前に進めることができる。②生徒の生活のリズムをある程度保つことができる。③保護者の心配や家庭での問題(ストレスからのDVなどの心配な点も出始めています)にも対応できる。これは1つのアイデアですが、こんな感じの意見は出てこないのかなぁ??もちろん、満員電車などで通学しなくてはならない地域もあり、難しいエリアもあるとは思うが「0か100か」の対応ではなく「どうすれば様々な問題に、色々なニーズにバランスよく対応できるのか?」の知恵を絞って、時間と人を工夫して利用し……ということに至らないのか???「命を守る」、「人との接触を避ける」はもちろん大切です。それでも私個人としては「今、子どもたちが置かれている状況」は本当に心配しております。色々な工夫をし、なんとか教育を繋いでいる塾・予備校に通っている子はまだよいが、通えない、通っていない生徒も多いはず。この2か月での格差……今年度末は2021年3月、入試日程の大幅変更もできないでしょうから、学力格差・学習環境格差をどう捉えるか。このような状況下にある生徒たち。仕方のない部分を理解しつつも、生徒たち、子どもたちが本当に心配でならない毎日です。

なんて話をしました。話をしたところで、私が何をできるわけでもありませんが、教育に携わっている人たちは、正しい、正しくないに関わらず、この状況には色々な意見を持ち、色々なことを危惧されていると思います。それぞれの場でやれることを汗かいてやるしかないけどね。

日本人の良さは「白か黒か」、「0か100か」といった考えではなく「中庸」、「玉虫色」、「塩梅」などの言葉にあるような「日本人ならではバランス感覚」と言いましょうか……そこら辺を遺憾なく発揮すべき時なのかもしれないなぁ~と。

いよいよ来週はGWです。決してGoldenではないですが……

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