ビートルズを含め、彼の作品を挙げればきりがないのでしょうが、私はスティービーワンダーとの共作「Ebony & Ivory」(エボニー・アンド・アイボリー)とともに、この「Tug Of War」がとても好きなんです。今日はこれをおすすめしたいと思います。アルバム「Tug Of War」はビートルズのメンバーであったジョン・レノンが射殺(1980年)された後から制作され、発表後は欧州各地で1位を連発し、全米でも3週連続チャート1位と大ヒットしました。そのアルバムの1曲名が「Tug Of War」です。日本語では「綱引き」と訳しますが、これは「反戦歌」です。1982年アルゼンチンがイギリス領であるフォークランド諸島へ侵攻。それに対し「鉄の女」と称された英国首相マーガレット・サッチャーが派兵しフォークランドを奪還したという「フォークランド紛争」の最中、このアルバムがリリースされました。ポールの盟友ジョン・レノンが反戦主義者であるのはご存じの方が多いと思います。彼の死とフォークランド紛争が、この「Tug Of War」という曲に繋がったのだろうと思います。ちなみにこのアルバム、これ以外にも大変すばらしい曲ばかりでして、ジョン・レノンへの追悼歌「Here Today」、反人種差別を歌った「Ebony & Ivory」など、一聴の価値ありの名盤です。
1曲目の「Sunday Bloody Sunday」(ブラッディ・サンデー)は1972年、北アイルランドで起きた紛争「血の日曜日事件」をテーマに歌われています。もう1つU2の特徴を語るのに話を付け加えると、今年5月8日、ウクライナの首都キーウの地下鉄駅でライブを行った。ゼレンスキー大統領の要請を受けての演奏だったそうです。彼らは「本格的社会派バンド」なのだ。スクリーンショットの上部を見ると、How to dismantle an atomic bombとあります。「核爆弾廃棄方法」という意味です。大賛成です。「SDGsの日」では今年のテーマが「平和と公正をすべての人に」であるため、その核兵器についても触れる場面があります。
「Beautiful Day」「Pride」「Where the Streets Have No Name」「New Year’s Day」「Desire」「I Will Follow」などいい曲がたくさんありますが、その中でも私が好きな1曲に「Vertigo」があります。この曲の歌詞は解釈がいろいろと別れるそうですが、色々調べてみると、次のようなことを伝える意図があるのではないかという記事がありました。
全く詳しくはないですが、Jazzも好んで聞きます。「テンポのよいInstrumental」を好んで聞きます。日本人を含めいろいろなミュージシャンを聴きます。今回ご紹介するのは、2021年2月9日、希少癌のため79歳でこの世を去ったチック・コリアさん。アメリカのジャズピアニストです。彼の楽曲では「My one And Only Love」「Fingerprints」「Question And Answer」「Humpty Dumpty」「Now He Sings, Now He Sobs」「Matrix」などをお気に入り登録していますが、特に知られているのは「Spain」という楽曲でしょうか。
1979年(私は10歳)にオーストラリアでDebutを果たしたロックバンド「Men at Work」(メン・アット・ワーク)をご存じでしょうか。競走馬の名前ではありませんよ(笑)「Down Under」「Who Can It Be Now?」(ノックは夜中に)「Overkill」「It’s A Mistake」「Blue for You」「Underground」「Settle Down My Boy」「Dr. Heckyll & Mr. Jive」など中学生の頃から好きで聴いているバンドです。その中で「今日の1曲」は……
「Shintaro」です。この曲を知っている人は多くはないのでは??「It’s A Mistake」のB面(レコードにはA面、B面があります)に収録されていたこの曲は、オーストラリアで放映されていた時代劇「隠密剣士」のお話を歌ったものだそうで、その時代劇の主人公がShintaro(新太郎?勝??)でした。出だしから物語調で、Oh Tokyo, lived Shintaro Little koga ninjjas tried to take him away But Shintaro he’s not alone……(東京に新太郎という男が住んでいた。小柄な甲賀忍者たちが彼を連れ去ろうとしたが、彼は1人ぼっちではなかった)といった歌詞です。ちょっと笑ってしまったのは、They(=Gisha girls: 芸者)want to comb his pony tail Become Mrs. samurai But he’s a fat ××× But don’t you tell him that He might slice you in two……(芸者たちは彼の結んだ長い髪を梳かしたく嫁に、しかし彼は小太りの×××(”ピー”的な)彼にそれを言ってはならない (刀で)真っ二つにされるかもー日本人(日本かぶれの外国人)を軽蔑しているわけではないでしょうが、なんとも軽快なリズムと少々内容薄め(軽め)のリリックで、ドライブするには丁度良い曲です。