【406】グルメ和歌

コロナ禍で 旅に出られぬ ジレンマを

旨い食事で 消し去るひと時

連休も 丸々休めぬ この頭

美味にまみれて 束の間の幸(さち)

夏期講習生募集最終段階であり、夏期講習授業開始直前の「海の日」、「スポーツの日」。丸々仕事ではないものの、やはりやることは多々あり……。コロナ第2波と思われる感染者の増え方に出かける気持ちもやや削がれ、それでも「そうだ!早朝に家を発ち、食べたいものだけ食べてとんぼ返りを!」と日帰りで駒ヶ根と浜松へ行ってきました。両日ともに深夜は羽鳥校でお仕事でしたが、それでもよい気分転換となりました。

ここ数日抱えているお仕事は羽鳥・双葉の夏期講習授業のための準備(スケジューリング、打ち合わせ)に、9月以降の活動の準備、甲府・静岡のブロック長から上がってくる冬期講習などへ向けての細かなスケジュールのチェック、2021年度へ向けた下地づくりのための勉強、5年先へ向けての情報の整理などなど……

「明日のための仕事、数か月先への準備、数年先を見据えた下地づくり」

毎日毎日、その連続です。その中で1つ確実に言えることは

「毎日毎日、そのことを考えてると、必ずよい方向へ進むための解答を得ることができる」

ということです。そう、毎日毎日考えるのです。「広く、深く、狭く、浅く……」そのことを考えに考え抜くのです。私もやっとではありますが、この立場の仕事にだいぶ慣れましたし、コロナ禍でだいぶ鍛えられたような気がします。そんな頭の中が忙しい自身にとってのご褒美は「美味しい美味しい食事」です。

片時も頭から離れないのは……「美味しい食事」かも(笑)しれません。

そうそう、昨日の鰻屋さんで隣にお座りになった71歳のお婆さん。「あ~美味しかったぁ」と呟きながら隣を見たら目が合いまして。そこからそのお婆さんの話に15分ほど耳を傾けました。とにかくよく喋る方で、私が口を挟む隙が微塵もありません(笑)。彼女の鰻が焼けてテーブルに運ばれてきても箸袋から箸を出しながら話が進みます。重と椀の蓋を取ってから数分で話は終わりました。話の詳細は割愛しますが、大病を克服してあちこち美味しいお店をお一人で巡っているそのお婆さんから得たことは……

絶対に自分自身を諦めない

生きることに一生懸命に

いい意味で欲張って

鰻の味とお婆さんの話を噛みしめることができた心地よい時間でした。

お腹すいたぁ。

【405】人助け

7/25(土)雨。高等部は一昨日から、小中学部は来週から8/3(月)にかけて学年ごと順次、「2020夏期講習」が始まっていきます。塾生をはじめ、文理学院の夏期講習にご参加くださる生徒さんとそのご家族の皆さんのご期待に十分沿えるよう全力で指導して参ります。この夏はご家族に送迎などお手数、ご足労をおかけする場面も多いと思いますが、よろしくご協力のほどお願いいたします。

世間では4連休。TVを見ていると観光地は依然として厳しい状況のようです。特に大都市を抱える都道府県の観光業は大打撃を受けており「Go Toキャンペーン」は不発となりそうです、今のところは。アイデアは良しとして導入時期が大きく間違っていると言わざるを得ないこの企画。個人的には「税金の使い方、お金の投資の仕方が間違っている」と感じています。7月に入り新型コロナ感性者数が増えている状況で、大きく方針転換をして「直接、観光業界に対する資金的支援をする」ような方向へなぜ舵を切れなかったのか……と思っています。消費拡大を大きな柱に「消費者にお金を使ってもらい観光業を助ける」といった側面もあるこのキャンペーンですが、7月以降の感染者増加で消費者は旅行や外出を控えたいという気持ちがあるわけです。その状況下では不発に終わるべくして終わる企画であり、「政府は努力していますよ」のアピールをしたいだけにしか見えない企画であると私には見えるのです。

「そのお金、私たちの血税、使途と効果の責任は政治にあり」ということを肝に命じて賢明な判断を重ねていってもらいたい。

……と書きながら、ここ数年の(とりわけここ数か月のコロナ禍での)政治は私にとって「反面教師」として多くの教えを賜っています。①誰をみて、②誰のために、③複雑でなくシンプルに、④想像力を働かせて、⑤あるべき最終結果へ向けて……など、「やるべきこと」、「やってはいけないこと」、「やるべき時期」なども含めて、本当に「よい教材」として勉強させてもらっています。今日の朝のある報道番組で

「リーダーシップ。危機的状況にどのような判断、旗振りをしてできる限り危機を回避し乗り越えていくのか……リーダーシップとはそういうものだ」

といった主旨のコメントをしていた方がいらっしゃいましたが、私もそう思います。その意味では「リーダー不在の組織が今の日本」なのかもしれません。以前の日本には「真のリーダー」が何人も存在していたように思います。では、なぜ現在日本の政治には以前のような「国民のために汗をかく真のリーダーが存在しないのか」、近年メディアで報じられているように「私腹を肥やすことに一生懸命な議員、役人が多いのか」……それらの責任の1つは「教育」であると思います。特に「公教育」の責任は大きく、その公教育を指揮する政治がよりよい方向へ進んでいかなければ、この十数年の間に国として大変危機的な状況に陥ると感じています。「日本は先進国ではなく、後進国への道を進んでいるのではないか、精神的にも」と私は考えています。

では「公教育と並走する私教育」のできることって何だろう。それは、しっかりとした「教育理念」を持ち、その理念に基づいた経営・指導を日々実践していくことにあります。弊社の「理念」はHPに記載がありますので次のURLから確認してみてください。

https://www.bunrigakuin.com/03-1message.html

この夏も文理学院の教師陣が塾生・夏期講習生の学習指導と進路指導に熱意をもって当たっていきます。「2020夏が子どもたちにとっての大きな成長の夏になるよう」邁進して参ります!

この数日、「企業ができること」について深く考えてきました。売上・利益を上げるのが企業の役割……これは間違ってはいない。しかし、突き詰めていくと私なりの答えは「人助けをすることこそ企業ができることであり、企業がやるべきことである」ということです。これは非常に広い意味においての私なりの解答です。お客様や社員とその家族、取引先など明確な利害関係のある人たちだけではなく、地域社会を含めた所謂(いわゆる)「広義でのステーク・ホルダーに対する手助け」が企業としてできること、やるべきことであるとの解答を自身の中で出すことができました。「社長たる者が今頃そんなことに気がついたか!大バカ者!!」と笑われるかもしれませんが、あることをきっかけにこの数日間ずっと自問自答してきて、やっと自身が納得できる解答に辿り着いたわけです。そして「人助け」は個人ではなかなかできないことも、人が集まればできることもたくさんある。文理学院も現在約180名が社員として働く会社です。その180名が集まっているからこそできる「人助け」をしていくべきなんです。

2つの例を挙げてみましょう。

1つ目。「現場の教師が授業力を高めること」は人助けに繋がります。生徒たちの安心に繋がります。生徒たちの学習理解に繋がります。生徒たちの学力アップに繋がり、進路へ繋がっていきます。我が子の学力アップに保護者も安心して文理に通わせることができます。校舎長も自身が担当していない科目を安心して任せることができ、校舎長としてやるべき仕事に集中できます。「現場の教師が授業力を高めること」は色々な人の「人助け」に繋がっているのです。

2つ目。「子どもの貧困に対するアクション」も当然人助けに繋がります。弊社ではそのアクションを今回「寄付」という形で実践しているわけですが、たった1人では寄付する規模に限界があります。しかし、180名が集う場所ではその考え・行為が1つのムーヴメントとなり多くの資金が集まり、多くの人助けに繋がります。食堂を利用する子どもだけではなく、子どものご家族の心の支えになったり、食堂を経営・管理するNPOで働く人たちの支えになったりもするでしょう。

たった1人でできること、多くの人が集まるからこそできること。どちらも大切ですが、私は文理学院の代表として「多くの人たちが集まる企業だからできる人助け」を微力かもしれませんが、これからも少しずつ前へ進めていきます。

【404】和と輪の広がり

7/22(水)曇り時々晴れ。今日は①甲府ブロックの校舎長会議、②荒井・宮下両ブロック長との9月~冬期講習までの活動スケジュールの打ち合わせ、③双葉校での五味先生との夏期講習英語カリキュラム打ち合わせの3つがメインのお仕事でした。

先ほど五味先生と打ち合わせを終えました。双葉校では中3のテキストをどう使ってこの夏指導をするのかの方針を確認しました。7/28(火)の午後8時からお互い1単元ずつを見せ合いながら、進め方の最終確認も行うこととしました。「入試や校長会・教達検対策としての英語」は文法を教えるだけではなく、長文読解や英作文といったものも丁寧に指導して「実力を養う」ものでなければいけません。甲府ブロックで使用する夏期講習教材をどう料理して指導するか……が大切です。紙の節約のために余分な教材も準備することはありません。双葉校の英語は「夏期教材をきっちりと教えきる、夏期教材を利用し実力をつけさせる」ことに主眼を置いた指導をしていきます。(写真は中3夏期講習テキスト表紙~かわいい)

甲府ブロックでは次のような話をさせてもらいました。

コロナ禍で子どもたちの心には大変なストレスがかかっている。夏休みは短くなり、学校からの宿題は多く出ており、小学生でも7時限を受講する曜日もあり、友達ともワイワイ遊べる環境にない、家族でお出かけもままならない……。そのような状況で大人が「子どもたちの危機感を煽る」ような対応(学習の遅れなどを引き合いに)を絶対にしてはいけない。子どもたちの心、気持ちを煽るのではなく「コロナ禍における子どもたちの心に寄り添う対応、言動を心がけよ」……と会議に出席している校舎長・副校舎長に語りかけました。みんな熱心なまなざしで聞いてくれていたと思います。文理学院の教師全員に同じ話を伝える意味でも、ここに書いてみました。

嬉しいことが2つ。

1つ目は、昨日の社長ブログで「子ども食堂への寄付」について書いたところ、今日、保護者の方からご連絡をいただき「私も参加したい」と。本当にありがとうございます。私はある会議で「和と輪を広げる」ということばを使って仕事の仕方について社員へアドバイスしたことがあります。まさに、今回のことにぴったり当てはまります。「和と輪を広げる」……いい言葉です(自画自賛)。ご連絡をいただいた保護者の方には、改めて校舎からご連絡させていただきますが、この場を借りて厚く御礼申し上げます。本当にありがとうございます。実はこの活動、学研グループでも先駆的な取り組みのようで、本社からもメールがあり、NPO法人と㈱文理学院との橋渡しを買って出てくれています。これもまた「和と輪が広がる」という言葉にピタリです。本当にありがたい……感謝。

そしてそしてもう1つ「和と輪…」と言えば、今日、人事課鷲山係長が私の代わりにオンライン会社説明会を行った来年新卒の学生さん。東桂校舎で井上校舎長と宮下ブロック長に指導してもらっていたとのこと。ぜひ、入社試験を受けたいとのこと。これも大変嬉しい出来事で「和と輪が広がる」にピッタリ!

今日は私にとって、文理学院にとって

和と輪が大きく広がった

気持ちがほっこりする1日となりました。

【403】子どもの貧困問題

7/21(火)曇り。午前中から仕事を開始し、オンラインで全国を繋いでの社長会に出席し(今日も大変勉強になりました)、その内容をすぐに纏めて、社内の役員と共有し……本日、事務の分部課長から届いた「社内有志子ども食堂寄付リスト」を確認……私の予想を超える人数の社員から、本当に多くの額が集まりました。リストの1人ひとりの名前を目で追いながら「感謝」を心の中で伝えました。無理しなくてもよいのにと思った若手。「コロナの特別定額給付金が10万円もの金額なんで、せっかく使うならこういうことに、と思っていました」と。若いのに素晴らしい考えと行動だと思いました。校舎によっては配属社員全員が協力してくれたところも少なくないので、きっと校舎長が「こういうことにこそ、協力しよう!」と話してくれたのかもしれません。もう1度、この場を借りて有志の方々に感謝。本当に心根の温かさと行動に感謝です。ありがとうございました。

寄付先を人事課を中心にしっかりと調べ、選定して寄付していきます、8月中旬を目途に。8月中旬というのは「夏期講習生1人ひとりの授業料からも100円ずつ寄付させていただくため」です。申し込み人数が確定してから、今回の社員からの大切な寄付金と合わせて寄付していきます。

私が今年2月に社としてこのようなことも行っていきたいと考えるきっかけになったことの1つが、たまたま最近の新聞記事に掲載されていました。

子どもの貧困の問題です。

この問題に対して、少しでも何かができないだろうか……と考えていました。行動の根底には①子どもに接する仕事をしていること、②各校舎が地域の方々のお世話になっていること、③SDGsの活動も推進していること……などがありました。今回のこの活動だけではなく、今後も社を挙げてのSDGs推進活動を行っていきます。

【402】準備万端

明日の資料、できていたのですが依頼があり「再構成」を。明日は「教育セグメント連携会議」(グループ社長会)でして、㈱文理学院の4月以降コロナ禍での経営に関する発表依頼がありました。血液型A型ですので、細部まで準備し、きっちりと務めたいと思います!!

さて、双葉校の授業だ。今日は中3のみ担当させていただきます。今日の中3は間接疑問文の1回目の指導です!!

【401】ちょっと散策

夏期講習スタート目前!

高校生は7/23(木)以降、中学生は来週からと、スタート目前の学年が。今週はどの校舎も受付のため7/23(木)「海の日」も7/24(金)「スポーツの日」も校舎を開けて夏期講習の準備を進めています。お申し込み、お待ちしています!http://www.facebook.com/bunrigakuin

リンク先から「株式会社文理学院」に入ってもらうと、この夏にかける若手教師陣の努力をちょっとだけ覗くことができます。ぜひ、ご覧くださいね!

👨👩🐶

7/20(月)曇り。蒸し蒸しする天候の中、社会人になり初めてネクタイをせず出社しました。ちょっと気持ち悪いです。しかし「郷に入ったら郷に従え」ではないですが、その言葉通り先週決定した「クール・ビズ」を。社内では意外に導入への反対意見もあり……「身なりはきっちりとしたい」という意見も。その意見、共感ですが、マスクもしなくてはならないこの夏ですから、まぁ、半分実験でやってみよう。だらしなければ即中止!と、お客様商売をしているということを決して忘れてはならないのです。

昨日は三島散策。三島へは近い将来「校舎展開」を考えているため土地探しも兼ねたお散歩&ドライブです。鰻も…と思いましたが、お目当てのお店が売り切れ……今回は諦めました。

途中、三島大社で参拝。人も少なく、よく晴れたとてもいい参拝日和でした。三島大社はまだ2度目。好きな場所ではありますが、なかなか詣でる機会がありませんでした。これからは校舎展開のこともありますので時間をつくり詣でたい神社です。

さて、今日は今から甲府地区の模擬授業研修、中途採用面談・試験、双葉校での授業と夜までビッシリスケジュールで埋まっています。はりきって参りましょう!