【78】若者の勇気

8/11(日)、今日は大変暑いですね。合宿に行っている富士地区の中3生、熱中症にかからず元気に勉強していることを祈りつつお仕事始めます。

豊田校を含む静岡市内4校舎と富士宮地区3校舎は今日で一区切りとなります。明日から合宿&お盆休みとなり、8/17(土)からリスタートとなります。私も今日は中3学調対策で3コマ指導しまして、土曜日からの中3は「学調組」(1クラス)と「定期テスト対策組」(2クラス)の英語指導に入ります。いよいよ夏の終盤戦、テストへの追い込みとなるわけです。9/3(火)を終えれば少しゆっくりとした時間が流れていきますが、「テスト結果のフォロー補習と次のテストへの下準備」にかかっていくことになります。

🚙🚴🚅🛫🚢🚀🏍

今日の午前中友人と以下の記事に関する話をしました。開いて読んでみてください。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190806-00010002-nishinpc-soci

私は衝撃を受けました。高校3年生の勇気、留学先の懐の深さ……。それぞれの立場で、それぞれの論理や正義があり、それに関して遠慮なくコミュニケーションを取ることができる若者たち。このご時世、大人たちに欠けていることを気づかせてくれるニュースです。

原爆投下には当然様々な意見があります。投下したアメリカではそれが「正義」として長く語り継がれ、甚大な被害を被った広島・長崎ではそれを「不義」であると後世に伝えていく努力を重ねています。それでも広島の平和記念公園や原爆資料館を訪れる米国人の中には「原爆投下は人類の最大の汚点である」とそれまでの考え方とは真逆の考え方を持つ人が少なくないといいます。実際にアメリカで「世界のあらゆる都市に原子爆弾を投下したらどうなるか」のVRを作成し、この「非人道的兵器」の恐ろしさを後世に伝え、核廃絶を訴えかけている企業も存在します。その背景には被爆者手帳を持つ方が現時点で145,844名、平均年齢は82.65歳と、被爆の恐ろしい体験やその後の苦しみを知る人たちの高年齢化があります。伝える人たちがいなくなればなるほど、恐怖の体験は風化され忘れ去られていきます。そして、また同じ過ちを犯してしまう恐れがあるのです。1つの例で、これまでの歴史を振り返っても、第1次世界大戦の反省のもとスイスのジュネーブに本部を置く「国際連盟」を設立したにも関わらず、第2次世界大戦が起こりました。「歴史は繰り返す」のです。それは「主役が人間」だからです。人間の進化・成長というのは我々が思っている以上に遅く、進まない部分がありますよね。個人的には一言で「欲」が人間を支配しているからに他ならないと考えていますが……。まぁ人間はいろいろな意味で「忘れやすい(忘れたい)生き物」であるように思いますし……。恐怖の体験を伝える人がいなくなるなら、技術をもって後世に伝えていき、2度と同じ過ちを犯すことのないように……との取り組みがあちこちでなされているのはどこかほっとする気持ちにもなります。

今日も1歩前へ出よう!今日も1歩だけでも進んでいこう!!

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