【226】育ち

2/20(木)は久しぶり…というか今年度(そろそろ終わりますが)「初めての夕方出社」でしたが……PCを開くと届いているメールの数が40件ほど。その処理に時間がかかり…まだ終わらず…そろそろ授業です。

40件ほどのメールには①新入社員研修レポート、②新校舎長・副校舎長レポートがあります。それらすべてに目を通し、全員に返信をします。一言であったり、少し長かったり。先日のブログにもある新入社員のレポートを掲載しましたが、今回も名前を伏せて別の社員のものを掲載してみたいと思います。

2020 年 2 月 13 日、初めての新入社員研修が行われた。 1 日の研修を通して学んだことや感じたことをレポートする。 この研修を通して、社会人になってから欠かさず取り組みたいことは、自己研鑽を怠らないということである。 なぜなら、 研修の中で小倉社長や役員の方々から何度も出ていた言葉であり、今までの私の人生で後回しになっていたことだと気づいたためである。 勉強を教えるという仕事上、学力面・教務力面での研鑽は言うまでもなく、他にも時事的なことや+αの知識、表現力などを身につけていきたいと感じた。ただ、私の 性格上、様々なタスクを全て取りかかろうとしがちなため、 1 つ 1 つ 頑張りたい。生徒へのアプローチに関しては、生徒がやる気を促すような声がけ・やる気をそぐ声がけを区別して使うことが重要であると学んだ。現在、塾講師のアルバイトをしていて、生徒と話していて、同じ話をすれば 皆が皆やる気を出すわけではなく、個人差があることは身にしみて感じている。ただ、今働いている塾と文 理学院は、個人塾か集団塾かという大きな違いがある。そのため、現在は、個人個人にアプローチすることができ、自然と個性は見えてくるものであるが、集団塾になるとそうではないのではないかと考えている。授業だけでは見えてこない個性を、自分から積極的に生徒と交流を持つことで生徒の個性を見ていきたい。研修 の 中で 特に 印象 に 残っている 言葉 は、 「 自分 の こと を 自分 で 褒める 」 という 言葉 である 。 自分 に 自信 が ない こと もあり 、 良い ところ を 見つけられない こ と が 短所 である ため、 自分自身 で 小さい こと でも 褒め て モチベーション を 上げていきたい と 思った 。 私自身が くよくよ していたり 、 落ち込んでいたり 、 元気 が 無かったり する と 、 生徒 にも 伝わってしまう ので 、 気をつけたい 。 私に とって 働く という のは 、 今まで は お金 を 稼ぐ ため や 、 社会性 を 学ぶ ための もの であったが、 4 月 から 社会人 に なる 上 で 自分だけ の こと を 考える だけでは なく 、 会社 の 利益 を 考え て 行動 する という ところ に 、 会社員 としての 責任 を 感じた 。 文理学院 の 2020 年 スローガン において、 担当校舎 を 地域 NO.1 に 育てる ・ 日々 、 心 、技量 を 磨こう ・ 尊敬される 人 に なろう ・ 誇り を もとう ・ 生徒だけ でなく 保護者 の 心 も 動かそう ・ 「 この先生 に 習いたい 」 と 思ってもらおう ・ 目標 を 持 とう に 沿って 、 働く ときの 指針 に し よう と 思う 。 次回 の 研修 は 実際 に 模擬授業 等 が ある ようなので 、 少しでも 働いた 時の 想像 が できるように 、 1 泊 2 日 の 研修 に 取り くみた い 。

以上のレポートを読んだ時に「立派な大学4年生だな」と感じました。面接時に「この学生は採用したい」と感じて内定を出し、ご縁があって文理学院に入社してくるのですが、このレポートを読んで改めて「内定を出してよかった」と感じました。一緒にがんばって教育やりましょうね!!

🐶🐶🐶

人の迷惑を考えない人間、信頼して任せてきた人を平気で裏切る人間……一言で「育ち」だと私は思います。「育ちの悪さ」がそうさせるのです。この1年振り返って。私たちは教育をやる者として、そういう生徒・社員を育ててはならない。「育ちの悪さがその人間の周囲の人たち―親、兄弟姉妹、嫁、子どもまでもが疑われてしまうのだ」ということを知らなくてはならない。この1年を振り返って、何人の「育ちの悪い人間」を見てきたことか。勘違いしないでほしいのは「裏切られて当然、迷惑をかけられて当然」という人間もいないではないが。

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