月別アーカイブ: 2021年8月

【720】background

拝啓

いやいや

背景(background)

エーザイという製薬会社が出している「チョコラBB」という錠剤を服用したことがある方もいますよね。(私も気休めで2回ほどあります)先日、ふと「変な名前だなぁ」と思い、調べてみました。すると本当に面白い「背景」がありましたので、ちょっとご紹介がてら本題に入っていきたいと思います。

桜ヶ丘研究所(エーザイの前身)の創業者である内藤豊次さんがチョコレートを使ったコーラ飲料の発売を目指し、商標登録しておいたのが「チョコラ」だそうです。コーラ飲料は頓挫し発売されなかったそうですが、その「チョコラ」という響きが親しみやすいものであったことから、1951年発売のビタミン剤「チョコラA」以降、エーザイの出すビタミン剤の多くに、この「チョコラ」を付けて販売しているとのことでした。面白い!!

「背景」を知ることって大切ですよね。例えば「その人の言動の背景」、「その商品がヒットする背景」、「その企業が繁栄(衰退)する背景」、「国が富む(滅びる)背景」……表面的なことだけではなく、その背景を知ったり、想像したりするところに「深みと味」が出るわけです。

私は社員(組織)の仕事上の「判断・決断」に疑問を呈することがよくあります。その際に想像するのは、やはり「背景」です。「何を1番大切に考えてその判断を下しているのか?」といった「その判断・決断に繋がる背景」を想像したり、直接聞いたりするのです。これまでの社会人生活30年の経験から、凡そ「判断・決断ミス」と私が思う時には次の3つが関係していると思っています。

①1番大切にすべきことを見誤っている(優先順位がおかしい)

②その仕事の本来の目的を見失っている

③自分(自分たち)の都合を優先している

の以上3点。

何かの行事予定を決定する際にも、自分たちの活動計画を決める時にも、緊急時の判断も……「正しい判断・決断」(よりよい判断・決断)を下すために大切なことは

「その目的を確認し、優先順位を確認し、誰のための仕事なのかを確認する」

ということが大切です。特に「長」の付く役職に就いている人間には、その長の管轄においてその感覚・感性が求められ、瞬時に適切な判断ができることを上司・部下から求められます。そして、瞬時に「正しい判断・much betterな判断」ができる人間は総じて普段から「利他の精神」を心の軸に生きている人です。「普段思っていること、考えていることが、普段の言動に出る」わけです。

自分自身の立ち位置(立場)では何が求められているのか。

1人ひとりがそれを考えて行動し、職務を全うすることが組織・チームをよい方向へと導く基礎であります。これは仕事でもスポーツでも同じことです。

【719】逞しくなりました

8/18(水)は朝からコロコロと変化する可笑しな天気です。午前10:00前には日が差したと思ったら、数分後に土砂降りと……これも人間の活動が招いた気候変動による影響ですね、きっと。この夏、文理に通う生徒諸君は「SDGsの日」の講演を聴きましたね。その内容を思い出し、自分たち1人ひとりができることをこれからもやっていきましょうね!(郡内地区7校での「SDGsの日」はこれから開催ですよ!)

👨🐶

8/16(月)はこの夏「週1ペース」となってしまった(苦笑)Jogging & Walkingを。radikoかSpotifyを聴きながら13kmほどやるわけですが、帰宅は深夜1時頃になります。それでも朝は7~8時に起きて仕事に出るといったペースでこの夏期講習期間中を過ごしてきました。

その夏期講習も今週で終わり、来週からは通常の時間割に戻る校舎が大半となります。(詳しくはお通いの校舎にお問い合わせくださいね)

安西校で中学生の英語を指導していて感じることは「春から通塾している塾生たちの成長」です。今は前期期末テスト(8月末~9月上旬実施)へ向けての対策授業を担当しているのですが、中間テスト時と比べ、やるべきことの進捗状況がとても良い!それだけ普段身についていることが多く、テストへ向けての学習方法にも慣れてきており、覚えるのも早くなったということです。また、ミスの仕方も6月テスト対策当時と比べ格段に改善できていますね。「6月テストの反省を生かせ」、「同じ轍を踏むな」と生徒たちには伝えてきていますのでね。

文理での学習期間が長いほど、学習習慣が身に付き、学習方法を習得することもでき、学習に対するモチベーションも上がり、結果的にテストの点や成績が上昇していくわけです。「時間をかける」ってとても大切ですよ!!

この夏のがんばりを次へ次へ繋げていくことができるよう、文理学院教師一同、来週からも「丁寧且つ熱い指導」を行ってまいります!

9月新入学生受付中!

【718】ご案内だけ

HPの「SDGs関連」を刷新いたしました!

SDGsへの取組み

↑ここをクリックしてくださいね~。

安西校の窓掲示も刷新!

8/20(金)に全地区でカラー広告が出ます!

安西校では各中学の定期テストが終わってから、改めて塾選びをしたいとお考えの方々のために、9/13(月)~18(土)にまだ1度も文理に来たことがない生徒さんを対象に「無料体験授業」を実施します。校舎によって体験授業日程が異なりますので、8/20(金)の広告をご覧くださいね!

今日はこれだけです。ちょっと多忙な1日ですので、安西のお仕事を優先させていただきます!!9月入学生も続々と決まってきていますので、まずは10日~3週間後に迫った「前期期末テスト」でよい結果を出してもらえるよう頑張ります!!

9月入学生募集中です!

【717】美味しい習慣

今日の私の授業が終わりました。中3の4コマを担当しました。そうです、夏期講習も今日からクラスによって本格的な「前期期末テスト対策授業」に入りました。社会(歴史)も1929年「世界恐慌」から1937年「日中戦争」までの指導をしましたが、流石は文理学院安西校の受験生!キッチリ理解し、凡そ定着まで図ることができました。近代史を苦手としている生徒も少なくないため「理由を明確に、繋がりを明らかに」を肝とした授業を心がけました。夏期講習生の顔つきも大変よかったように思います。明日も中3の対策授業が4コマ+中2英語2コマ+中1社会1コマと合計7コマ担当します。久しぶりに7コマを担当するのですが、ジョギングやウォーキングでちょっとだけ鍛えておりますので不安はありません(笑)。しっかり指導し、得点アップに繋げていきたいと思います。

昨晩は少々冷えましたね。秋を感じた夜でした。特に夏は掛布団を出さず、敷布団にゴロッと横になって寝るだけですので、ちょっと体を冷やしてしまいました。皆さんも季節の変わり目には注意を払い、元気に毎日過ごしていきましょうね!

🍰🎂👨

昨日は大変にお気に入りのケーキ屋さん。女子率が高いので、いつも珈琲とケーキを頼み、すぐに食べ、店を後にします。15分程度で「撤収」するわけですが、いつ食べてもここのケーキと珈琲は美味しいのです。

ケーキを食べたらこれまたお気に入りのカレー屋さんへ。ハンバーグ、カニコロ、野菜、ゆで卵をトッピングして。

ここまで読むと太りそうじゃないですか?しかし、今朝の体重はこの数週間で一番軽かったです。食べる時間を夕刻にし、寝るまでの間に消化してしまうよう活動すればよいのです!すると、朝一番の食事がとても美味しくなるし、そのサイクルが習慣化できれば、太りにくい体を作れるということですよね。

なんでも『習慣』にできると、それだけで自分自身の強みとなります!そう、仕事でも勉強でも「体調・健康管理」でも!!

おい!!聞いているか!!(笑)そう、そこのあなた!!あなたですよ!!(笑)

【716】命の尊さ

8/16(月)の朝は安西校でお仕事スタートです。小学生が続々と来ています。出迎え、消毒、体温チェックなどをしながら教室へ誘導し…と、この1年半は全学年どの校舎もこんな流れで授業が始まっていきます。手洗い、手指消毒を徹底しているせいか、この1年半は風邪を引くこともなく、体調万全で過ごすことができてきました。コロナ禍は本当にたいへんなことが多いですし、気持ちが塞がってしまっている人もいるのではないかと想像しますが「気の持ちよう」という言葉がある通り、このような環境下では「明るく前向きな気持ちを持とうとするちょっとした努力」が大切だと私は思っています。一見、不幸に見えることが、その先の幸福に繋がっていることって少なくないわけです。そう考えると、「一喜一憂することなく、振り回されることもない泰然自若とした姿勢、態度を貫く」と決意することも大切です。

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GODIEGO(ゴダイゴ)というバンドをご存知の方も多いと思います。以前、ブログで書いた記憶がありますが……ゴダイゴのダイゴは「醍醐」から来ています。リーダーのミッキー吉野の吉野にちなみ、奈良の吉野で南朝を開いた後醍醐天皇に由来しています。そのままアルファベットで表記するとGODAIGOとなりますが、メンバーのスティーブが表記の仕方を提案し、GODIEGOとなったそうです。「GO→DIE→GO」(生きて、死んで、また生きる)、つまり「不死鳥」、「輪廻転生」の意味を内包しているこのバンド名、いつ思いだしても凄いと思うのですね。ちなみに切り方を変えて「GOD + I + EGO」で「神のエゴ(自己・自我)」=「真実」となり、更に深い意味を持っているのです。

昔、昔、カラオケに行っていた頃、彼らの曲をよく歌い周囲の人たちを泣かせていました。(あっ、下手過ぎてね)特に好きな曲は「銀河鉄道999」(1979年)と「ビューティフル・ネーム」(1992年)です。その「ビューティフル・ネーム」には次のような歌詞があります。

名前、それは燃える生命(いのち) ひとつの地球にひとりずつひとつ

この歌詞は「命の尊さ」を表しています。私も共感しますし、「子ども食堂への寄付」はまさにこの気持ちが根底にあります。

そんな中、Daigoという方(私はこの方を知らなかったのですが)の発言が大炎上していると朝のニュースで見聞きしました。彼の「路上生活者や生活保護受給者の命を軽んじた発言」が波紋を広げているとのこと。「GO」を取っただけで「ビューティフル・ネーム」で表現している内容とは真逆のことを世に訴える……なんとも悲しい出来事で、なんとも悲しい人です。

人に対しての温かい気持ち

それがあるかないかは、普段の言動に滲み出ますし、いざという時にも顔を覗かせます。文理学院に通う生徒たちには「温かな心を内に秘めた人間」に育っていってほしいと感じます。

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「子ども食堂への寄付」が決まりました。8月下旬から9月中旬にかけ今年も静岡・山梨5か所へお邪魔します。詳細は後日、HPなどで発表いたします。皆様からお預かりした心の通った大切な寄付金を手渡してきたいと思います。

【715】お盆ですね。お盆ですが。

8/14(土)も雨の静岡市内。今日はお盆明けの仕事の段取りのため、朝から安西校でお仕事です。一段落したのでブログをアップしておきましょう。

昨日は伊豆市(ランチ)→長泉町→御殿場市(水素充填)→静岡市(散髪)とお仕事とプライベートの用事をし1日を終えました。長泉町には先日、こちらの都合で延期させていただいた弊社長泉校の「SDGsの日」の激励などを目的に行きまして、根上校舎長、會田先生と話をしたり、根上校舎長の講演を聞かせてもらったりしてきました。いやいや、素晴らしい講演(根上)、素晴らしいフォロー(會田)でしたね。行き違いになってしまったようですが、休日にも関わらず遠藤先生もフォローで来ていたとのこと。こういう社員って、本当に心根の良さを感じますね。生徒・保護者の皆様には大変なご迷惑、ご心配をおかけし、私も弊社の代表としてこの数日は気持ちが落ち着かなかったわけで……しかし、昨日の実施状況をこの眼で確認し、私は「ミスを十分カバーできたのではないか」と感じました。長泉校舎にお通いの生徒とその保護者の皆様、今後とも引き続き弊社「長泉校」の熱血スタッフ一同をよろしくお願いいたします。※写真のマスクの男性が根上校舎長です。

さて、その前夜、つまり12日の深夜は久しぶりに13kmのwalking & joggingを。やはり気持ちがいいですね。体重もこの数ヶ月維持できており、体調も万全です。お盆明けから1週間は毎日授業を担当します。「前期期末テストの大成功」へ向け、汗を流そうと思います。もちろん中3学調もです!

段取り8割

仕事の話です。私が普段とても大切にしているのは、お客様(生徒・保護者)に提供するサービスや講演会などに対しての「段取り」です。その際には「経験と相手の気持ちや状況、時間の使い方を踏まえた想像力」をフルに働かせるように心がけています。逆にこれが欠如している人の仕事は往々にして雑になりやすく、行き当たりばったりで相手の時間を無駄に奪うことに繋がります。普段、一緒に働いている安西校のメンバーも、時にこの点が弱いケースがあります。そこが普通にできるようになると、今でもよい教育サービスができているところに、更に輪をかけた「よりよいサービス」を提供できると思うのです。サービスの質の向上に終わりはないわけですから。そこで今日、事務所の壁に「張り紙」をしました。「想像力を踏まえた段取り」、「丁寧な仕事を」(雑な仕事をしない)、「整理・整頓」と手書きで書いたメモをポンと張っただけなんですが……ね。

弱点を克服するためには、目につくところにその弱点を克服するための言葉を貼っておく。

「常に改善を自身に意識させる工夫」を施すのです。

どの学習塾でも教室の壁に生徒向けの言葉が色々貼ってありますよね、スローガン的なものや、ルール的なものを。しかし、教師陣は自分たちに対する意識付けの掲示やルールを事務所内に貼って、常にそれらを意識するといったことができていないケースが少なくないわけです。まぁ、そうは言っても弊社の場合、各校舎の事務所内には「社是」や「スローガン」といったものが貼られております。貼られてはおりますが、それらを意識して日々仕事に当たっているか……また、自分(自分たち)の弱点を改善するための工夫がなされているかといえば、まだまだです。

「自分と他者への意義付け、意識付け」は成長するためのスパイスだ。

特に「段取りが悪いな」と自分自身、またチームに思い当たる節があれば、意識付けを図る掲示なんかはお薦めです。「段取り8割」とはよく言ったものです。本当に大切だと思いますよ。それも「相手の気持ちや状況、時間の使い方を踏まえ、想像力をフルに働かせての段取り」はとってもとっても大切です。

自分自身を高めるために必要な言葉をよりどころとし、常にそれを意識して事に当たる。その日々の積み重ねが、自分自身を磨いていくことに自然と繋がっていくのです。

最後にBilly Joel(ビリー・ジョエル)をご存知の方も多いと思います。彼の曲の中で最近とても気に入った曲があります。「Angry Young Man」という曲で、歌詞の最初がThere’s a place in the world for the angry young man with his working class ties and his radical plans……(労働者階級との絆を持ち、過激な計画を企てている怒れる若者のための場所が世界にはある)と、捲し立てるような歌い方でこの曲は始まっていきます。その歌唱法もさることながら、前奏の長さが凄い。な、なんと1分53秒!この長い前奏、歌い出しからのスピード、そして展開に惚れこみました。しかし、中学生の頃からビリー・ジョエルは聴いているし、この曲も何度も耳にしているはずなのに、なぜ、今、この歳になって……人間って面白いですよね。年齢や経験、身の置き場などで琴線に触れる歌や言葉、書籍がどんどん変わってきます。そこが人間の面白さなのでしょうね。そんな風に思っていたら、たまたまチャンネルを合わせたNHKラジオでビリー・ジョエル特集が。こんな偶然も人生の面白いところかもしれませんよね。きっと、ラジオに呼ばれたのでしょう。「Angry Young Man」に興味のある方は、ピアノを奏でる若いころの彼の映像と一緒にYou Tubeなどでお楽しみいただけますよ。ぜひ、 ご覧くださいね!

9月入学生受付中!

高等部では今週から通常授業に入る校舎もあります。小中学部では8/23(月)から通常の時間割に変更していきます。詳しくは各校舎へお問い合わせくださいね!