【76】団結力

今日は「ナガサキの日」ですね。昭和20年8月9日の午前11:02に原爆搭載機ボックス・カー号から原子爆弾ファットマンが投下された。機長は25歳の少佐。74,000名もの命を一瞬で奪ってしまいました。本当に恐ろしいと思うわけです、戦争・原爆は。亡くなった人数もさることながら、私は若干25歳の青年にまで、74,000名もの大切な命を奪う行為をさせてしまうという狂気に恐ろしさを感じてしまいます。二度とあのような惨劇が起こりませんようにと祈るばかりですが、現在の世界情勢を考えると個人的には良くない方向へ進んでいるようにしか思えません。結局はリーダーにより組織は良くも悪くも変貌するということです。

昨日の運営戦略役員会で三上取締役が「リーダーと団結力で組織はいい結果を出せる」といった趣旨の話をしていました。私も同感です。「団結力のある組織づくりと勝てる組織づくりをできるリーダーであろう」と努力を重ねていかなくてはと感じました。

「団結力」とはそこに集まる人間たちが目標・目的を共有し、その達成へ向けて一丸となって挑み、成し遂げていく力を指します。現在の文理学院の各エリアを考えると、各役員・ブロック長の下で「団結」しているところがほとんどだと思います。それが塾生たちのテスト結果であったり、夏期講習生の多さであったり、退塾が減っていることであったりに繋がっているのだと思います。

「戦争」について考える時、上記とは別の意味での「狂気に満ちたリーダーシップと団結力」が発揮されるわけです。特にリーダーの考え方と決断で組織は動く……と考えると、現在の主要国リーダーの自国の利益優先の言動や、差別的な言動はその先の「狂気」に間違いなく繋がっていくと考えざるを得ません。

教え子に対してよく言ってきたことは「一瞬一瞬を懸命に生きろ」ということです。「なるべく1日1日悔いを残すな」ということです。もしかすると「明日という日は無いかもしれない」からです。これは大袈裟な話ではありません。それは毎日のニュースを見ていれば、読んでいればわかることです。

8月は特別な月。戦争や原爆などの話や報道を通じて「命」や「生き方」について真面目に考えてみるべき1ヶ月だと思います。う~ん、やはり「サマー・セミナー」(ディズニーやUSJを巡る企画)とは別に、「ヒロシマにて平和について考える旅」(仮称)を企画しないとならないなぁ。限定30名ほどなら実現できるかな??来年の夏に実行できるか考えてみたいね。社内で私を含め2~3名で引率すればいいかなぁ~。あ、夏でなくてもいいのか……いやいや原爆が投下され、戦争が終わった月「8月」だから意味があるか!!教育機関としてこれはぜひやりたいと思っております。

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まったく話は変わりまして……

↓【46】ブログで書いた営業の女性。その後、早速「文理と仕事するなら会っておいたほうがよい人」のところへ出向いたそうで……

https://www.bunrigakuin.com/bunriblog/?p=303

その女性の勤める企業との取引を行うことになりました。「信頼とご縁」で繋がるのですね。改めてお世話になります。よろしくお願いします。

9月入塾受付中!夏休み明けからは文理で成績・学力・人間力アップを目指してがんばろう!!

【75】成長欲満点!!

8/8(木)は運営戦略役員会と取締役会、そして社長研修がありました。先日、新任の社長に対する研修が存在するということを耳にし、私は受けていなかったので指導をお願いしたところ……通常、就任前に実施される研修ですが私は忘れられていたようで(笑)「では、早速やりましょう」と東京本社から内部統制室の高橋様が指導しに来てくれました。自分の仕事力を高める勉強会にはどんどん参加したいため、今回も自ら積極的に指導をお願いした次第であります。大変わかりやすい研修でしたし、同時に身の引き締まる研修でした。高橋様ありがとうございました。

研修っていろいろなものがありますよね。私も若い頃から被研修者として授業研修や校舎長研修、管理職研修などに参加し研鑽を積んできました。振り返ると何1つ無駄は無かったように思います。研修では「学ぶ・真似る」と同時に「考える・構築する」という機会を得ることになります。「考える・構築する」とは研修者のお話を聞きながら「それを基本に自分なら更にこうするかな」、「今の話を踏まえてこのようにやってみるか」と、指導内容を更に発展させて考え、自身の行動基準を作っていくことです。研修や会議に出席すると、そういった「考える機会や成長する機会を得ることができる」ため単純に「いい!」ですよね。

中3夏期強化合宿は今日で山梨県郡内地区&御殿場地区が終わり、同時に甲府地区の合宿に入りました。校舎ブログでもアップされると思いますので是非ご覧くださいね!

9月上旬にお知らせがあります。ビッグニュースを準備していますのでお待ちくださいね!

【74】引き寄せる人

いよいよ「中3夏期強化合宿」が始まりましたね。「校舎ブログ」にて今日から始まった山梨県郡内地区と静岡県御殿場地区の合宿の様子がアップされていますので、是非ご覧くださいね!!

8/6「ヒロシマの日」に広島カープはDeNAに8-4で勝利し1位のジャイアンツとは1ゲーム差、2位のDeNAとは0.5ゲーム差となりました。今シーズンは出足が大変悪く、4月下旬から破竹の勢いで連勝を重ね5月下旬には首位。その後6月~7月中旬に崖から転げ落ちるように転落……この間、鯉のカープちゃん??だった??が池から行方不明でその祟りか???と噂されたが……。7/20以降に再度上昇気流に乗り現在に至るということですが、この「諦めない粘り強さ」が私は好きなんです。

人も組織もそうですが、私の好きなのは「決して腐らず、諦めず、地道にやるべきことをやり、失敗があっても歯を食い縛りながら小さな成功を積み重ね、周囲の信頼を得て……」という愚直さと粘り強さです。文理学院の社員にはそのタイプが少なくないように思います。信頼できる、信頼に値する社員と一緒に仕事ができることを誇りに思っています。私もそんな彼らの信頼に応えるべく日々仕事に励んでいるわけですが、それができるのも仲間あってのこと。これからも「日本一働きやすく、やりがいある仕事ができる私塾」を目指し、社内体制の改善・構築に尽力していこうと思います。まだ、詳しくは話せませんが、先日の運営戦略役員会ではその一端を、私のビジョンを話し概ね賛同を得たところです。「週6勤務の社員たちに対して今よりもなにかしらで厚い手当ができないものか」ということです。もちろん私の一存で決められるものではないので、役員会メンバーや親会社である学研とじっくりと話し合いながら来年度のことを練っていきたいと思っています。そのことを考えると少し心躍るような……まだ私の中だけの話ですが。

引き寄せる人

好きなことに夢中になり ともかくよく動いて 細かいところも気にするけど 過去にこだわらなくて やると決めたらすぐにやり できないことは人を頼り 自分のペースで前へ進む人こそ 運を引き寄せる

このような言葉を見つけました。共感です。私は……運が大変よいほうかもしれません。現在の職場をみて、自身のプライベートを振り返って、つくづく運のいい人間だと。まわりの方々に感謝です。私も周りの人の運気を上げられるように努力していきます。

【73】8/6ヒロシマ

今年もこの日が来ました。

8/6広島、8/9長崎のことを忘れてはなりません。

本日は8/6(火)は「ヒロシマ」の日です。毎年この日には広島に関するブログをアップしています。日本国民全体がこの日を迎え「原子爆弾という恐ろしい兵器」について考えたり、犠牲者を追悼したりする時間を持たなくてはいけないと思います。広島へは毎年のように訪れていまして「平和記念公園と原爆資料館、原爆ドーム」など、被爆建築物(広島市のリストを参考にしながら)を訪問しています。資料館は今年4月にリニューアルされました。関係者は若い世代にも関心を持ってもらい後世に戦争・原爆の恐ろしさを伝えていく努力を重ねています。現在、資料館に展示してあるものの数は膨大ですが、今でも毎年遺族から多くの遺品が寄贈されているそうです。「手放せなかったものを信頼できる場所に預けたい。同時にこの甚大な被害を風化させたくない」との思いから寄贈されるのだと思います。リニューアルに当たっては遺品の展示数を増やすと同時に、遺品の傍らに遺影を置いてその人となりを感じることができるよう工夫したり、これまでよりも映像やタッチパネルなどを駆使し若い世代にもわかりやくしたりして、「より視覚に訴えかける」ものが多くなっています。今週はどのテレビ局でも「戦争や原爆の特集」を組みます。その中の1つでもよいので見るようにしませんか??

【過去のブログより】

いわずもがなですが、本日8月6日は広島に原爆が投下された日です。
1938年12月にドイツで初めて核分裂によるエネルギー放射が確認され、それを応用してできたものが「原爆」であります。第二次世界大戦中、アメリカはドイツに対する危機感を持っていたことに加え、かのアインシュタインの助言もあり原爆の研究に入っていきます。およそ3年後の1942年8月「マンハッタン計画」によって原爆製造が開始され1944年にはその恐ろしい化学兵器を日本へ投下することを決定します。

★なぜ、日本へ投下することを決めたのか?
1.早期に日本を降伏させ、米軍の犠牲を最小限に抑えるため。
2.原爆を日本に投下することで、大戦後の世界で旧ソ連より優位に立ちたいと考えていたため。
3.原爆には20億ドルの資金が投入されたといわれています。その資金を国民の税金でまかなった面が大きく、国民に対して原爆開発の正当性を訴える目的もあった。

★なぜ広島だったのか?
1.広島は山と海に囲まれた地形なので原爆の破壊力を知るのに丁度よかった。
2.広島には軍事施設、軍需工場が集中していたため。
3.8/6当日、広島の天気が晴れており目視での投下がしやすかった。

★どのように投下されたのか?
「エノラ・ゲイ」(原爆搭載機)、科学観測機(「ストレートフラッシュ」、「フルハウス」)の「B29」3機がテニアン島を離陸。広島が好天との連絡を受けた「エノラ・ゲイ」が、広島上空から市内中心部にあるT字型の「相生橋」をめがけ午前8時15分17秒に原爆「リトルボーイ」を投下。原爆は相生橋の南東約300メートルにある島病院の上空約600メートルで炸裂した。

原爆投下から約5年間の間に、約14万人の人々が亡くなりました。↓↓↓写真の下へ続く



上の写真は以前、広島へ行った時に撮った写真です。

日本は世界で唯一の被爆国であります。その日本の「フクシマ」でも記憶に新しいと思いますが悲惨な大事故があり、いまだに完全決着をみていません。また、福島がそのような状態であるのにも関わらず、あろうことか稼働停止している原発の再稼働を推し進めるようなことも国は平気でしてきました。被爆国の日本がなぜ原発を推進してきたのか??色々な考えや意見があると思いますが、私が思うに「被爆国だからこそ核の平和利用を成功させたい」また、「恐ろしい体験を逆手にとり世界を驚かせる大国になりたい」などの政治家や経済界の考えが働いたから「原発大国」になったのではないかなぁと・・・。この数年、小泉元首相などがメディアを通じて「原発は即停止すべきだ」と訴えていますが、廃炉のことや使用済み核燃料のことなどを真剣に考えると、私も彼らの意見に賛成です。

↓ニュースパスより本日の記事↓

https://newspass.jp/a/eaf8a

↓日経電子版より本日の記事↓

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO48223020V00C19A8AM1000/

【72】霧ヶ峰

今日の授業は先日の反省を踏まえて準備しましたので、長文解説をすっきり行うことができました。明日から豊田校の中3はより実戦的な問題へ入っていき「得点力」も上げていきたいと思います。今から中1英語ですがこちらも大変楽しみです。中1は8月末から9月初旬に各中学で実施される前期期末テストへ向けての対策授業に入っていますが、まずまずの出足です。全員にしっかりと力をつけさせ高得点を狙わせたいと思います。

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昨日はお休みでしたので早朝から諏訪湖畔へ鰻を目指しドライブを。無類の鰻好きを公言します私ですのでいいお店は何軒も知っていますが、諏訪湖畔の名店にはまだご縁がありませんで……「これから攻めていかんとならん!」と車を走らせたわけです。「水門」さんというお店が美味しそうだったので朝10:30過ぎに現地に着き、店内で1時間待たされ……「極上」(7切れ)を頂きました。焼きは関西風で本当に「美味しゅうございました。」

食後は「霧ヶ峰」(エアコンではないですぞ!)を目指して車を走らせ、緑を満喫してきました。時間の関係でいわゆる「ビーナスライン」を走ることなく帰路に就きましたが、もう1度じっくりと霧ヶ峰を堪能したいと考えています。そこで目にした感動の光景が「グライダーの離着陸」です。動画を撮りましたが重くて携帯から送れなかったので……。http://www.city.suwa.lg.jp/www/info/detail.jsp?id=362 ←詳しくはこちらをクリック!何か体験したり、不思議に思うとすぐに調べてみたくなる性格なので早速ググってみますと……ということです。また行ってみます、霧ヶ峰。

【71】ABCC/RERF

8/5(月)です。台風が接近しているようですが、今日はまた夏らしい1日となっておりますね。さて、文理学院では明日から4回に分かれて「中3夏期強化合宿」が行われます。8/14(水)までホテルを貸し切りとして実施されます。この合宿を通して塾生たちはまた一回り大きく成長していきます。体調を崩さず、怪我などなく走り抜けてほしいですね。

さて、明日は8/6「ヒロシマの日」です。毎年、担当する校舎のブログにも原爆や戦争のことについて書かせてもらっています。今回は2年前のことを振り返りつつ書いておきたいと思います。

2年前の今日は朝から広島に滞在し、平和記念公園、原爆ドームなどどともに「放射線影響研究所」(放影研 / Radiation Effects Research Foundation)を訪問し、施設の方の話を聞いたり、資料を見たりして学習していました。「放影研」の前身は「ABCC」(Atomic Bomb Casualty Commission)=「原爆障害調査委員会」という民間組織でアメリカによって被爆による人体への影響を調査するために作られたものです。その後、日本のいくつかの機関が調査に加わり、現在の「放影研」となっています。この施設では被爆者の寿命、胎内被爆、そして被爆者の子供である「被爆二世」への遺伝的影響がないかなどを調査しているのですがABCCから数えてもう72年となるわけです。※放射線影響研究所について詳しく知りたい方は以下のURLから入ってください。

https://www.rerf.or.jp/

2年前の明日8/6「ヒロシマの日」は早朝から平和記念公園で毎年開催される「平和祈念式典」に参列しました。この貴重な体験を私は昨日のことのように覚えています。ちょうど日曜日で授業もなかったため、人生初の式典参列となったわけです。とても暑い日で写真で振り返っても首にタオルを巻き汗だくで参加しましたが、被爆された方々はそれどころの暑さではなく……想像を絶します。少し話はずれますが映画「この世界の片隅に」をご存知でしょうか。2016年ですから3年前ですね。私はこの映画を広島の劇場で観ました。観終わった後は泣けてすぐには立つことができませんでした。18歳の娘すずさんが軍港の街「呉」へお嫁に行く……そして……と、当時の戦況や社会の様子、女性差別、民主的とはほど遠い構造的な息苦しさを纏った日常生活……そういったことをひっくるめてアニメーション化したこの映画は広告宣伝にお金をかけず「口コミ」だけで広がっていきロングランとなった映画です。TVでも放映されるかもしれませんができれば全編ノーカットで1度はご覧になっていただきたいですね。特に「この時期」に。リアルなドンパチのある戦争映画よりも胸を打つと私は思います。その映画を広島の地で観ることができたことも私にとって大変貴重な財産となっています。

「財産」ってお金や不動産ばかりではありませんよね。私の場合は「貴重な体験を通して得た感動や感想、知識」が何よりも大きい財産だと思っています。