月別アーカイブ: 2019年8月

【74】引き寄せる人

いよいよ「中3夏期強化合宿」が始まりましたね。「校舎ブログ」にて今日から始まった山梨県郡内地区と静岡県御殿場地区の合宿の様子がアップされていますので、是非ご覧くださいね!!

8/6「ヒロシマの日」に広島カープはDeNAに8-4で勝利し1位のジャイアンツとは1ゲーム差、2位のDeNAとは0.5ゲーム差となりました。今シーズンは出足が大変悪く、4月下旬から破竹の勢いで連勝を重ね5月下旬には首位。その後6月~7月中旬に崖から転げ落ちるように転落……この間、鯉のカープちゃん??だった??が池から行方不明でその祟りか???と噂されたが……。7/20以降に再度上昇気流に乗り現在に至るということですが、この「諦めない粘り強さ」が私は好きなんです。

人も組織もそうですが、私の好きなのは「決して腐らず、諦めず、地道にやるべきことをやり、失敗があっても歯を食い縛りながら小さな成功を積み重ね、周囲の信頼を得て……」という愚直さと粘り強さです。文理学院の社員にはそのタイプが少なくないように思います。信頼できる、信頼に値する社員と一緒に仕事ができることを誇りに思っています。私もそんな彼らの信頼に応えるべく日々仕事に励んでいるわけですが、それができるのも仲間あってのこと。これからも「日本一働きやすく、やりがいある仕事ができる私塾」を目指し、社内体制の改善・構築に尽力していこうと思います。まだ、詳しくは話せませんが、先日の運営戦略役員会ではその一端を、私のビジョンを話し概ね賛同を得たところです。「週6勤務の社員たちに対して今よりもなにかしらで厚い手当ができないものか」ということです。もちろん私の一存で決められるものではないので、役員会メンバーや親会社である学研とじっくりと話し合いながら来年度のことを練っていきたいと思っています。そのことを考えると少し心躍るような……まだ私の中だけの話ですが。

引き寄せる人

好きなことに夢中になり ともかくよく動いて 細かいところも気にするけど 過去にこだわらなくて やると決めたらすぐにやり できないことは人を頼り 自分のペースで前へ進む人こそ 運を引き寄せる

このような言葉を見つけました。共感です。私は……運が大変よいほうかもしれません。現在の職場をみて、自身のプライベートを振り返って、つくづく運のいい人間だと。まわりの方々に感謝です。私も周りの人の運気を上げられるように努力していきます。

【73】8/6ヒロシマ

今年もこの日が来ました。

8/6広島、8/9長崎のことを忘れてはなりません。

本日は8/6(火)は「ヒロシマ」の日です。毎年この日には広島に関するブログをアップしています。日本国民全体がこの日を迎え「原子爆弾という恐ろしい兵器」について考えたり、犠牲者を追悼したりする時間を持たなくてはいけないと思います。広島へは毎年のように訪れていまして「平和記念公園と原爆資料館、原爆ドーム」など、被爆建築物(広島市のリストを参考にしながら)を訪問しています。資料館は今年4月にリニューアルされました。関係者は若い世代にも関心を持ってもらい後世に戦争・原爆の恐ろしさを伝えていく努力を重ねています。現在、資料館に展示してあるものの数は膨大ですが、今でも毎年遺族から多くの遺品が寄贈されているそうです。「手放せなかったものを信頼できる場所に預けたい。同時にこの甚大な被害を風化させたくない」との思いから寄贈されるのだと思います。リニューアルに当たっては遺品の展示数を増やすと同時に、遺品の傍らに遺影を置いてその人となりを感じることができるよう工夫したり、これまでよりも映像やタッチパネルなどを駆使し若い世代にもわかりやくしたりして、「より視覚に訴えかける」ものが多くなっています。今週はどのテレビ局でも「戦争や原爆の特集」を組みます。その中の1つでもよいので見るようにしませんか??

【過去のブログより】

いわずもがなですが、本日8月6日は広島に原爆が投下された日です。
1938年12月にドイツで初めて核分裂によるエネルギー放射が確認され、それを応用してできたものが「原爆」であります。第二次世界大戦中、アメリカはドイツに対する危機感を持っていたことに加え、かのアインシュタインの助言もあり原爆の研究に入っていきます。およそ3年後の1942年8月「マンハッタン計画」によって原爆製造が開始され1944年にはその恐ろしい化学兵器を日本へ投下することを決定します。

★なぜ、日本へ投下することを決めたのか?
1.早期に日本を降伏させ、米軍の犠牲を最小限に抑えるため。
2.原爆を日本に投下することで、大戦後の世界で旧ソ連より優位に立ちたいと考えていたため。
3.原爆には20億ドルの資金が投入されたといわれています。その資金を国民の税金でまかなった面が大きく、国民に対して原爆開発の正当性を訴える目的もあった。

★なぜ広島だったのか?
1.広島は山と海に囲まれた地形なので原爆の破壊力を知るのに丁度よかった。
2.広島には軍事施設、軍需工場が集中していたため。
3.8/6当日、広島の天気が晴れており目視での投下がしやすかった。

★どのように投下されたのか?
「エノラ・ゲイ」(原爆搭載機)、科学観測機(「ストレートフラッシュ」、「フルハウス」)の「B29」3機がテニアン島を離陸。広島が好天との連絡を受けた「エノラ・ゲイ」が、広島上空から市内中心部にあるT字型の「相生橋」をめがけ午前8時15分17秒に原爆「リトルボーイ」を投下。原爆は相生橋の南東約300メートルにある島病院の上空約600メートルで炸裂した。

原爆投下から約5年間の間に、約14万人の人々が亡くなりました。↓↓↓写真の下へ続く



上の写真は以前、広島へ行った時に撮った写真です。

日本は世界で唯一の被爆国であります。その日本の「フクシマ」でも記憶に新しいと思いますが悲惨な大事故があり、いまだに完全決着をみていません。また、福島がそのような状態であるのにも関わらず、あろうことか稼働停止している原発の再稼働を推し進めるようなことも国は平気でしてきました。被爆国の日本がなぜ原発を推進してきたのか??色々な考えや意見があると思いますが、私が思うに「被爆国だからこそ核の平和利用を成功させたい」また、「恐ろしい体験を逆手にとり世界を驚かせる大国になりたい」などの政治家や経済界の考えが働いたから「原発大国」になったのではないかなぁと・・・。この数年、小泉元首相などがメディアを通じて「原発は即停止すべきだ」と訴えていますが、廃炉のことや使用済み核燃料のことなどを真剣に考えると、私も彼らの意見に賛成です。

↓ニュースパスより本日の記事↓

https://newspass.jp/a/eaf8a

↓日経電子版より本日の記事↓

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO48223020V00C19A8AM1000/

【72】霧ヶ峰

今日の授業は先日の反省を踏まえて準備しましたので、長文解説をすっきり行うことができました。明日から豊田校の中3はより実戦的な問題へ入っていき「得点力」も上げていきたいと思います。今から中1英語ですがこちらも大変楽しみです。中1は8月末から9月初旬に各中学で実施される前期期末テストへ向けての対策授業に入っていますが、まずまずの出足です。全員にしっかりと力をつけさせ高得点を狙わせたいと思います。

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昨日はお休みでしたので早朝から諏訪湖畔へ鰻を目指しドライブを。無類の鰻好きを公言します私ですのでいいお店は何軒も知っていますが、諏訪湖畔の名店にはまだご縁がありませんで……「これから攻めていかんとならん!」と車を走らせたわけです。「水門」さんというお店が美味しそうだったので朝10:30過ぎに現地に着き、店内で1時間待たされ……「極上」(7切れ)を頂きました。焼きは関西風で本当に「美味しゅうございました。」

食後は「霧ヶ峰」(エアコンではないですぞ!)を目指して車を走らせ、緑を満喫してきました。時間の関係でいわゆる「ビーナスライン」を走ることなく帰路に就きましたが、もう1度じっくりと霧ヶ峰を堪能したいと考えています。そこで目にした感動の光景が「グライダーの離着陸」です。動画を撮りましたが重くて携帯から送れなかったので……。http://www.city.suwa.lg.jp/www/info/detail.jsp?id=362 ←詳しくはこちらをクリック!何か体験したり、不思議に思うとすぐに調べてみたくなる性格なので早速ググってみますと……ということです。また行ってみます、霧ヶ峰。

【71】ABCC/RERF

8/5(月)です。台風が接近しているようですが、今日はまた夏らしい1日となっておりますね。さて、文理学院では明日から4回に分かれて「中3夏期強化合宿」が行われます。8/14(水)までホテルを貸し切りとして実施されます。この合宿を通して塾生たちはまた一回り大きく成長していきます。体調を崩さず、怪我などなく走り抜けてほしいですね。

さて、明日は8/6「ヒロシマの日」です。毎年、担当する校舎のブログにも原爆や戦争のことについて書かせてもらっています。今回は2年前のことを振り返りつつ書いておきたいと思います。

2年前の今日は朝から広島に滞在し、平和記念公園、原爆ドームなどどともに「放射線影響研究所」(放影研 / Radiation Effects Research Foundation)を訪問し、施設の方の話を聞いたり、資料を見たりして学習していました。「放影研」の前身は「ABCC」(Atomic Bomb Casualty Commission)=「原爆障害調査委員会」という民間組織でアメリカによって被爆による人体への影響を調査するために作られたものです。その後、日本のいくつかの機関が調査に加わり、現在の「放影研」となっています。この施設では被爆者の寿命、胎内被爆、そして被爆者の子供である「被爆二世」への遺伝的影響がないかなどを調査しているのですがABCCから数えてもう72年となるわけです。※放射線影響研究所について詳しく知りたい方は以下のURLから入ってください。

https://www.rerf.or.jp/

2年前の明日8/6「ヒロシマの日」は早朝から平和記念公園で毎年開催される「平和祈念式典」に参列しました。この貴重な体験を私は昨日のことのように覚えています。ちょうど日曜日で授業もなかったため、人生初の式典参列となったわけです。とても暑い日で写真で振り返っても首にタオルを巻き汗だくで参加しましたが、被爆された方々はそれどころの暑さではなく……想像を絶します。少し話はずれますが映画「この世界の片隅に」をご存知でしょうか。2016年ですから3年前ですね。私はこの映画を広島の劇場で観ました。観終わった後は泣けてすぐには立つことができませんでした。18歳の娘すずさんが軍港の街「呉」へお嫁に行く……そして……と、当時の戦況や社会の様子、女性差別、民主的とはほど遠い構造的な息苦しさを纏った日常生活……そういったことをひっくるめてアニメーション化したこの映画は広告宣伝にお金をかけず「口コミ」だけで広がっていきロングランとなった映画です。TVでも放映されるかもしれませんができれば全編ノーカットで1度はご覧になっていただきたいですね。特に「この時期」に。リアルなドンパチのある戦争映画よりも胸を打つと私は思います。その映画を広島の地で観ることができたことも私にとって大変貴重な財産となっています。

「財産」ってお金や不動産ばかりではありませんよね。私の場合は「貴重な体験を通して得た感動や感想、知識」が何よりも大きい財産だと思っています。

【70】哲学、信条、受験生ファイト!

8/3(土)は「静岡県中3統一模試」実施日です。文理学院の各校舎では中3生が今年初めての模擬試験と格闘しています。すごい集中力で数学の問題を解いていました。採点を早めに行い、結果から弱点を分析し、月曜日からの授業に生かしていく……こんなところも文理学院のきめ細かさであろうと思います。がんばれ、受験生諸君!!

大切なことはテストまでの勉強だけではなく「結果を踏まえた弱点補強」です。やりっぱなしはいけません。×をもらった問題をしっかりと復習し、類似問題で2度と間違いをしないぞという気持ちで臨む「復習」がとても大切です。階段を一歩一歩登っていくことが学力をつけるということと捉えれば「できない問題に対して徹底的にアプローチし自分のものとする」ことを怠ってはなりません。受験諸君!!復習もがんばろうな!!

【注目】「中途入社社員募集中」今年冬から来年春にかけて2校舎を新設開校いたします。また、来年度中に1~2校舎の開校を予定しています。ぜひご応募ください!お申込み、お問い合わせは☎054-293-6556(人事課)または以下のURL「マイナビ転職」からお願いします。
https://tenshoku.mynavi.jp/jobinfo-159358-3-24-1/

話は変わり最近の経験から。「生き物、コミュニケーションが大切だ」ということです。誤解や行き違いが生じる根本原因はこのコミュニケーションの不足から生まれるということです。そのコミュニケーションも①腹を割って話すこと、②誠心誠意話すこと、③常に考えていることを伝えること(その場を取り繕うような話は何の役にも立たないのと、逆効果となる場合もありますね)……以上3点が大切です。私は人と話す場合、特に問題が起こった後にその件で人と話す場合は常にこの3つを意識しています。話をする中でやはりお互い誤解していたり、勘違いをしていたり、勝手で一方的な判断に陥っていたりということが少なくありません。しっかりと話をすればおおよそ分かり合えると経験から感じています。

ただし、話す価値が無いケースもあります。①筋が通っていない、②無礼である、③ルール、秩序、マナー、常識を重んじていない……といったケースではコミュニケーションを取る時間すら無駄だと思うことも私はあります。そして、これは教育者だからでしょうか……「わからない人には教育の一環としてわかるよう指導しなくてはならない」と思うこともあるわけです。私は「周囲の人間の誠意が伝わらない人」、「筋が通らないことを平気でする人」、「社会人としてのマナーが欠如している人」が大変苦手で、そのような人には嫌悪感を強く感じ、きっちり白黒をつける場合もあります。

このようなことを書くのも、私の最近の身近な経験や報道で知ること(政治、外交、世界情勢など)を通して「自分自身の性格や本質」……つまり自分自身の内面を深く考察した時に「あ~、私は根っからの教育者で、正義感と責任感が大変強い人間なんだ」と改めて認識したからに他なりません。みなさんもたまにはじっくりと時間を取って「自身の内面と対話してみる」ことをお薦めします。日々忙しいと、いろいろな事柄に流されて生きてしまうのも人間。それでは勿体ないと思うのです。「人間としての自分自身とは……」を深く考察する中で「自身の良さや好きな点、それとは反対の直したい点」などを整理でき、その後の生き方や生活態度を改めることができるようにも感じます。いずれにせよ「日々、成長を実感しながらの生き方」ができるようになると、人間としてとても幸せなことだと思います。

なんて書いていたら……坂本さんと鷲山さんが「哲学的なコミュニケーション」を取っています。それを横の小部屋で聞きながら、ちょっとニヤニヤしている私です。社員は面白くかわいいものです。

℃℃℃℃℃℃℃👦

広島カープが読売ジャイアンツとの直接対決で勝ち越しまして、また息を大きく吹き返してきました。「必ずそうなる」と思って夜のスポーツニュースを観てきましたが、その通りに。3ゲーム差まで詰めてきましたので、再度「優勝」を狙える位置ということになります。最速で8月中旬にマジック点灯という話もありますので、チーム一丸となってがんばってほしいですね。

中3静岡県学力調査まで31日!中1・中2の学校内定期試験へも1ヶ月弱と、ここからが正念場です。生徒・教師一丸となってがんばっていこう!

【69】全国学力テスト結果の記事を読んで

8月に入りましたね。昨日は都留へ、甲府へ、豊田へと1日ぐるぐるお仕事を。目まぐるしい1日となりましたが1つひとつのお仕事が順調に進んでおります。今日は中3長文読解の指導(ちょっと難しかったかな??最上位クラスは付け加えをし過ぎてしまい難しく感じたかな??反省もありの「学調・入試対策」でした。夜は中1のテスト対策授業です!

8/1(木)の新聞紙面を飾ったものの中で注目すべき1つは「全国学力テスト」の結果と分析・講評でしたね。小学生の全国平均は国語64点ほど、算数67点弱。中学生では国語73点前後、数学60点ほど、英語56点ほどとなっています。

静岡県での平均は小学生国語65点、算数66点。中学生国語75点、数学62点、英語58点といった結果でした。政令市である静岡市でみると小学生が順に66点,67点、中学生は76点,62点,59点だったそうです。

山梨県での平均は小学生国語62点、算数66点。中学生国語75点、数学60点、英語55点といった結果でした。

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英語に関しては①基本的な文法ミスが目立つ(三人称・前置詞)、②「話す」(表現力)が弱いといったことが浮き彫りとなったようです。私個人が感じるのは「話すのにまだまだ慣れていない」ということではないかと感じます。また、「う~ん、前置詞って結構難しく感じる生徒が多いからなぁ~」なんて思うところもありますが……。私としてはインプットすれどもアウトプットが薄いことが『話す力』がついていない結果となっていると思うのです。「書く」に関していえば英作文などの指導を通じてアウトプットする機会が多いと思うのですが、「話す」に関してそれが薄いだけのように感じています。では、「どのレベルの話す」を目指すべきか。個人的な見解としては「中学生の英語の教科書に載っている英文でよく日常で使うものを話せれば十分だ」と思うのです。もちろん目指す職業によってはそれでは全く足りないわけですが、それはそれぞれが目指すレベルに引き上げるための教育を義務教育以外で受けていけばよいと思います。いわゆる4技能のうちの1つ「話す」は「日常会話をできるよう教科書レベルの英語をどんどんインプット→アウトプットを繰り返しさせましょう!」というのが現実的且つ具体的な方法ではなかろうか??『日本の英語教育は崩壊している上、向かっている方向がおかしく迷走している』という見解も多くある中、私個人の考えの一端を書けばこんな感じです。高等部の英語スペシャリストである西田先生はもっと面白いことを言っていましたが、だいたい同じような考えでしたので通訳をできるような人でもそう感じるんだなと改めて思った次第です。

全員が同じところを目指すのは変ですよね。ある一定のところまではよいとしても、その一定の基準をより現実的且つ具体的にしてあげたほうが生徒だけでなく、学校の英語教師も助かるのではないでしょうか。

お陰様で今年の文理学院夏期講習の受講生(塾生以外)は昨年比で大きく増えております。受講いただいている生徒さん、その保護者のみなさんには厚く御礼申し上げます。8月の1ヶ月で生徒のみなさんが大きく成長できるよう精一杯指導に当たってまいります。本当にありがとうございました。