文理学院では、SDGs活動の一環として、文理学院が校舎展開している地域の子ども食堂の運営支援を目的とした寄付活動を進めております。2025年8月から10月に寄付金をお贈りしたのは山梨県・静岡県で活動する5団体です。
■子ども食堂5団体(2025年10月時点)
(甲府市) NPO法人やまなし地域こども食堂グループ にじいろのわ
※山梨県内に複数の拠点があります。
(都留市) NPO法人ぐんないや‐織 耕雲院つる食堂
(静岡市) NPO法人静岡市子ども食堂ネットワーク
(富士市) NPO法人ゆめ・まち・ねっと
(御殿場市)はらぺこ食堂
■2025年寄付金贈呈式の様子
8月20日(水) 都留市の NPO法人ぐんないや‐織 耕雲院つる食堂様へ寄付金を贈呈いたしました。

9月2日(火) 静岡市のNPO法人静岡市子ども食堂ネットワーク様へ寄付金を贈呈いたしました。

9月19日(金) 山梨県のNPO法人やまなし地域こども食堂グループ にじいろのわ様へ寄付金を贈呈いたしました。

9月27日(土) 御殿場市のはらぺこ食堂様へ寄付金を贈呈いたしました。

10月9日(木) 富士市のNPO法人ゆめ・まち・ねっと様へ寄付金を贈呈いたしました。

■寄付活動を始めた経緯
毎年5月下旬から7月中旬まで、各校舎に募金箱を設置して生徒・保護者からの寄付を募ります。さらに弊社社員からも善意を募ります。それらを毎年8月以降に子ども食堂5団体へ贈っています。
活動のきっかけは、2020年の新型コロナ感染拡大でした。「家計急変」というニュースが連日報じられる中、「文理学院では何ができるだろう?」と考えた末に始めたのがこの寄付活動です。「子ども食堂各団体の活動が大変な時期、少しでも役に立てればうれしい。そして、塾生や夏期講習に参加した子ども達にSDGsの問題を考えながら成長してほしい。」と願いを込めました。
数多くある子ども食堂の中から5団体を選ぶ際の基準は、まず「文理学院の校舎がある地域で活動していること」、もうひとつは、「活動を継続している団体であること」でした。上記の5団体は、コロナウイルス感染拡大で資金が不足しても、活動内容が制限されても、お弁当や食材を提供したり、日用品を提供したりという活動を続けていました。その姿に我々は心を動かされ、支援を決めました。
■2025年から始まった『紙パック回収』
既にゆめ・まち・ねっと様で行っていた活動を参考に始めました。紙パックを集めて地元富士市の製紙会社であるコアレックス様に持ち込みトイレットペーパーに変えたものを、活動でつながっている経済的に厳しいご家庭に配布していただこうと考えました。募金と同じ時期に各校舎に回収ボックスを設置したところ、多くの保護者・生徒の皆さまに紙パックを持ち込んでいただき、その数は7000枚を超えました。合計1008ロールのトイレットペーパーを、静岡市子ども食堂ネットワーク様とゆめ・まち・ねっと様にお渡ししました。これは紙パックという資源を有効活用しゴミを減らすことにつながり、地球環境を守るためのSDGs活動としても続けていきたいと考えています。

■寄付活動を通じて感じた4つのこと
①実際を知る機会を得ることで視野が広がった
②活動の意義を再確認できた
③普通なら繋がらない「ご縁」を繋いでいくきっかけとなった
④社員と塾生、保護者の意識を変えるきっかけとなった