5月入学生募集
10年ぶりの「学習指導要領」改訂の下、2021年度から中学校教科書の大幅改訂があり、生徒たちの学習量の増大と学習内容の難化が進みます。この教科書改訂は、今後、より一層生徒間の学力差を生むことが容易に想像できる「大激変」です。新教科書の大きな特徴は次の通りです。
- (1)履修内容が大幅に増える
- (2)高校内容の一部が中学へ移行
- (3)履修単元の学年間移行
- (4)問題文の長文化や連続テキスト・非連続テキストの読み取り増加
- (5)用語の変更
- (6)単語・用語増大
特に「英語」の教科書・カリキュラムの大幅な増量が目立ちます。その主なものは次の通りです。
- ①3年間で履修する単語数の大幅増加
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- ・小学校で既習の600~700語に加えて中学校で1,600~1,800語を学習
- ・つまり2,500語以上の語彙が掲載され、現行教科書のおよそ2倍の単語量となる
- ・それに伴い英文の「長文化」が顕著に
- ②高校文法の一部が中学へ
「現在完了進行形」、「原形不定詞」、「仮定法」などが追加
- ③小学校で英語を学習していることが前提の教科書へ
(例)東書「Horizon」中1教科書ではUnit1にbe動詞、一般動詞、canが登場
- ④listening,writing,speaking全般で実生活に即した内容を収録
(例)ブログ、インターネット記事、レシピ、ガイドブック、スピーチ など
店内アナウンス、グラフや表などの活用レポートなど
「英語新教科書」の結論として言えることは
- ★中1の英語のハードルがかなり上がります!!
- ★高校英語とのギャップを埋めるため、中3の英語のハードルもかなり上がります!!
- ★もともと中2英語は生徒たちには重い内容満載ですので気が抜けません!!
- ★どの学年の英語の教科書も現行のものから圧倒的に変わり難易度がアップします!!
今回の教科書大改訂は各中学の定期テスト問題だけではなく、山梨県・静岡県公立高校入試問題の出題傾向の変更や難易度アップにも繋がってきます。また、高校での履修内容や大学入試改革とも直結する大変化となるわけです。これまでのような感覚で勉強していては、間違いなく学校の授業についていくことができなくなるでしょう。
日本の教育をリードする学研グループの一員である文理学院は、この教科書大改訂に、また、来たる新・高校入試へ果敢に挑戦していきます。
2021年からはぜひ、大切なお子様を文理学院にお任せください!!