
私の子供達に対する思いは、同様に文理学院に勤務する先生達への思いでもあります。私は上意下達はほとんどしません。会議でも、真っ先に自分の意見を言うことは極力控えています。出席している先生達に自由に意見を述べてもらいます。すると、私が考えていなかったような意見が出てくることがあります。それを大切にしたいのです。また、先生達には、「意見や提案があったり、何か問題があって困っているような場合には、いつでも私に話しなさい」と、常々伝えています。直接会えない場合もありますので、全員に携帯番号を教えてあって、いつでも電話をくれるように話してあります。会いたいと申し出があったり電話がきた場合は、それがどんな立場の先生からのものであっても、私は真剣に耳を傾け、けっして疎かにはいたしません。
こういう小さな試みも積み重ねてまいりますと大きな成果が生まれます。現在では、様々な提案がなされるようになり、同時に情報がスムーズに流れ、企業として大切な情報の共有化において格段の進歩が見られるようになっています。
文理学院は、職員教育にも熱心に取り組んでいます。主として、教育理念に関する研修と指導スキルのための研修が定期的に実施されています。私は、その中で、一貫して2つのことを述べています。1つは、自分の担当する教科においては最高度の能力を身に付けることであり、もう1つは、私達教師が自分自身の人間性の向上に最大限の努力をすることです。私達自身が向上していくことこそが、子供達のために、子供達の将来のために、やらなければならないことを着実に進めていける、その土台となるんだということを、しっかりと伝えていきたいのです。


私が1人でスタートさせた小さな塾が、現在教職員数が130名を越える学習塾・現役予備校へと育ってまいりました。これは、ひとえに保護者の皆様方や地域の皆様方のご支援・ご協力の賜物であり、心から感謝申し上げます。同時に、私は強い責任を感じています。子供達は全員が日本という国の大きな財産です。その子供達が高い人間性を持ち、思いやりと広い視野を持った人間へと成長していけるよう、全力を尽くさなければなりません。
私達文理学院の教師は、子供達の大きな成長を励みとし、今後も子供達と共に歩み、子供達を力の限りサポートしてまいります。

福島県会津若松市生まれ。
文理学院の創業者であり、現代表取締役理事長。
趣味は歴史小説の読書。司馬遼太郎の本はほとんど読破したという。
山梨県都留市在住。










